幼児を子育て中!うまく築けない親子関係に悩んでいます。解っているけれども訊きたくない子 無理難題を出す子

oyakokannkei-nayami

質問

4歳の男の子です。2歳の妹がいます。子どもとの関係がうまく築けません。

4歳の男の子が自分の要求が通らないと大泣きをします。スーパーでも公園でも大の字になります。言い聞かせて、聞かない時はそのままそこを離れて様子を見ますが、泣き叫び続けて、公園などでは転がってわざと服を汚します。

私が木の陰に隠れても平気で、しかもどんどん公園の外の遠くに逃げます。危険な目に合うといけないので仕方なく追いかけますが、無性に腹が立ちます。妹がいるのに抱っこ!をせがみ、嫌いなものが食事に出るといつまでも文句を言って、食べません。

しつこくて、言う事聞かなくて、扱いにくくて、「もう、いや~!」と叫びたくなります。良い親子関係を築く自信がありません。

自閉症、多動児等の問題はなしと言われています。

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回答

目次

1、一日の終わりに笑顔があれば……とは言うものの
2、ひとつだけ守って欲しいこと
3、解っているけれども訊きたくない子 無理難題を出す子
4、頼もしいなぁ、と思ってみる

5、感情は伝染します
6、たまにはスルーの日を お互いのためにゆるめる
7、口が達者!言葉で反発してくる。何度も言わなければ気がすまない子には

1、一日の終わりに笑顔があれば……とは言うものの

子どもとの関係をうまく築いて、楽しい子育てをしたいのにできない、という悩みですね。4歳と2歳、毎日大変な時期だと思います。毎日頑張っていらっしゃる姿が良く分かりますよ。ご苦労様、と言いたいです。

私のお友だち(祖母的立場です)の何人かは、就学前の孫の子育てを手伝っていますが、それぞれにあだ名をつけています。

「魔王どの」「わからんちん」「ぞんびちゃん」。どれもこれも言うことを聞かないためにつけられたあだ名の様で、言いえて妙、うまく3、4歳児頃の姿を言い表していますね。子どもは大人の言うことをあまり聞いてくれない生物です。

聞いてくれて親の言うままに行動することは、むしろまれでしょうね。子どもとの関係がうまく築けないと悩んでいらっしゃいますが、はたから見るとそれほどではなく、年齢的な時期や環境をみてもそれなりに上手くいっているよ、ということが多いものです。

日常は流動的ですから、親子で大喧嘩してギクシャクした後に「ねぇねぇママ」、「なぁに」という会話が続けば、一日の終わりに笑顔があれば良いのでは?と私などは思います。

子どもは機嫌の良い時にはまるでスクッと成長できたかのように、お兄さんお姉さんぶりますが、また翌日は反抗に次ぐ反抗。諭したりおだてたり、時には親の怒りを嵐のようにぶっつけたり、親が後で反省しなければならないほど子に当り散らして、親自身で時にはブチ切れたりもします。

そうやって育っていくのだから、がんばって!と子育てを終えた私などは思うのですが、子どもとの関係をうまく築けないと悩んでいる当事者のお母さんには、具体的な今の返答が欲しいのですよね。少しお話したいと思います。

親との良好関係を築けない子ども側の育ちから見た分類をすると、下記のようになると思います。
1、理解できなくて言うことがきけない(乳児期の本能優先)時期。
2、解っているけど聞けない(2,3歳の頃、なんでも楽しく毎日がお祭り)時期。
3、解っているけど聞きたくない(3,4,5歳の反抗期)時期。

4、下の子どもとの関係で親に反抗せずには気持ちがおさまらない(3,4,5歳の甘えたがり期)時期。
5、少しは解るようだけど、できない(病的)

質問者さんのお子さんは3と4の場合ですね。

2、ひとつだけ守って欲しいこと

将来に禍根を残さない……大人の世界で言われる言葉ですね。将来にマイナス点を残すような処理をしないということですね。

親の言うことを訊けずに道路で大の字になったり、紐を離れたコマのようにクルクルと反抗をして公園の外にまで逃げてしまうような、目に余った行動をする子どもさんにはとくにそうですが、「この人なら暴れれば言うことを聞いてくれた」という「成功感覚」があるはずですから、なるべくそのようなことを体験させないことです。

横抱きにしてもお尻を叩いても「ダメなことはダメ」という親の行動も大切です。

じっと離れて様子を見ている親、公園の外にまで追いかけていく親、そのような行動は大反抗をする子どもはお見通し済みです。根負けする親を待っています。親は忙しいので根負けするか他の条件を出してきます。時間もないし、待っている不安は親の方が大きいからです。

本当に怒ったら親は怖い!それが将来に禍根を残さない行動に繋がります。大の字になったり逃げたりする子を小脇に抱えて怒りましょう。泣こうが叫ぼうが小脇に抱えられたらもうダメ、という感覚を子どもにおぼえさせることも必要です。

結果的に「言いなりになって」、結果的に「他の条件を出して」公園で大の字になって泣く子どもの現場を乗り越えた、そのような経験は将来に禍根を残します。親にわがままを通す、通させてしまう、そのようなことが続いて行けば将来は行動的にも金銭的にも大魔王の子どもを抱えることになります。

根本的な子どもの社会への自立が出来なくなることに繋がります。本当に怒ったら親は怖い……時には本気で怒ってください。怒った後は子がかわいそうになって親も泣けてきます。親も泣けてくるくらい、その位本気で怒る時があってもいいと思います。

3、解っているけれども訊きたくない子 無理難題を出す子

静かに遊んでくれる、時には大泣きするけれども違う場面を与えると直ぐに遊び始める、そんな乳児時代。

大人の言葉はなんとなくわかるけれども、いきたい方に行きやりたいことをやり、毎日が楽しくって仕方がない、親がときには怒るからやってはいけないことがあるようだ、けれども詳しいことは解らない……でもなんとなくわかる、外には靴をはいて行くこと、ご飯は手づかみではなくスプーンで食べるということ、何となくわかるけど大体は楽しくってお祭り時代、という2歳の頃。

それらが過ぎて、さて、3,4歳のころになると自分を確立して自分という個性で社会を渡っていかなければならない、という将来に備えて自己を確立させる時期に入ってきます。

自己主張がとても強くなり、若木の勢いでどんどん伸びていきます。若木はお隣の敷地に踏み込もうがコンクリートの塀があろうが突き破り!伸びていきます。でも時々剪定したほうがよい樹木になります。

お母さんの小言には屁理屈をならべ、「魔王」さながらの乱暴狼藉の3,4歳です。時々矯正をしなければカッコいい若木になりませんね。

魔王ですから一筋縄ではいかなくて、口答えや反発などの言葉も発しますので、扱いが面倒になります。でも、見方によっては伸びる盛りに入ってきますから頼もしいですね。

4、頼もしいなぁ、と思ってみる

お母さんはまず頼もしいなぁと思ってみてはいかがでしょうか。否定形で入るとそう決めつけたお母さんの心も苦しくなり、結局は子どもの基本的な人格的なことまで否定するような、言葉の暴力を発してしまう場面に至ってしまうこともあります。

屁理屈もこねだしたら、公園で大の字で寝て大騒ぎしだしたら、元気だなぁ、良かった、熱ばかり出して病院通いでなくってよかった。良かったを三つくらい見つけてまずお母さんの気持ちを落ち着けてください。

子どもごときに引っ張り込まれないように(笑)、大人でいましょう。子どもは公園で大の字になって寝てはいけないことは解っています。スーパーでお菓子が買ってもらえなくって大声で泣くことが良いことか悪いことかわかっています。

解った上で大人を観察しています。要求を聞いてくれるかどうかの観察をしっかりしています。目をつむって泣いていることは無く、目をしっかりあけていますよね。子どもの行動を叱る時の言葉は一つだけ。短く明確にはっきりと断言します。正当な理由を一つだけ言いましょう。

おやつは決まった時間に家で食べる、見たものを欲しいと言っても家では買わないルールなどなどと。一つだけ、子どもに解りやすい言葉で。
本当に一つだけを繰り返します.

そうしながら子どもの今の状態を判断します。元気で快適な時は子どもは自分本位に遊びます。

眠かったり、妹だけ甘えている気配なのに自分が甘えさせてもらえない、あるいは十分に甘えが足りていないのでイライラしたり、風邪を引く前の体調不良であったり、あるいはお腹が空いていたりするとグズグズの原因になっていたりします。

そんな原因を探りながら、それらが応急対処する事項でなければ、公園で大の字になったままでいいので、あとは他の話をします。公園の空の話、スーパーマーケットであれば、売っている品物の話、あるいは昨日のテレビの話、場面展開を切り替えていくとそのどれかに子どもが反応します。

お菓子が欲しいと泣いている時に、抱っこしてブンブン振り回しながら帰ろうか、とか、お父さんの足の上に足を乗せて竹馬の様にして帰ろうか……、意外とそんな話に乗ってきたりします。

あるいは家に帰って一緒に何かする話をして現場の状況から遠くの状況に導いたりします。夜になったら何の本を読みたいの? あっその本てどこにしまったっけ? ベッドの横だったかしら……、図書館で借りた本の中におもしろいものはあったかしら、場面展開をすることは結構有効です。

くれぐれも、××したら○○をしてあげない、○○は無しにするよ!という子どもにとってマイナスになる交換条件で場を収めないようにしてくださいね。子どもの心に無理にねじ伏せられた気持だけが残ります。

5、感情は伝染します

イライラは伝染します。会社から帰宅した夫が話しかけてきたらぶっきらぼうに返答してみてください。

初めはあれ?と思っている夫もそのうち不機嫌になりぶっきらぼうになります。笑顔でいると笑顔が伝染します。

もちろんお母さんにしては、感情は伝染するものだということは解っていることですよね。子どもと一緒にいるのがめんどくさい、一緒にいても楽しくない。反発ばかりする、腹が立つ……

こんな感情の中を良く見つめると、早くお洗濯を終わりにしたい、今月の家計が苦しい、なのに子どもは服を汚してばかり、このごろ口が達者になって、何を頼んでも後でという、私が思う通りの行動を私が考えている時間内にやらない……だから腹が立つイライラする、伝染して子どももイライラする……。

お母さんも人間ですから時にはイライラをしても仕方が無いのですが、子育て中なのに、お部屋をモデルルームの様に飾りたいと思っていませんか?子どもがすぐに開けられるような引き出しに、重要なものをしまっていませんか?

よだれを付けられたら困るような高級ソファを置いていませんか?

お洗濯をものすごく疲れがたまる夜のローテーションの中に組み込んでいませんか?

子育てには時間をとられるのは辛いかもしれませんが、子どもの躾と学力はつけるときに付けておかないといけないので、今が頑張りどころと、どうぞ思ってください。

6、たまにはスルーの日を お互いのためにゆるめる

目標とか理想とか達成感とかはなければいけませんが、有りすぎてもこれまた困りも のなのですね。我が家のしつけのラインは必要でしょう。でも、今日はまっいっか、今日だけ楽しよう!という日があってもいいのではないでしょうか。

子どもと一緒に今日は○○をスルーする日、大泣きに負けて言いなりになるのではなく、今日はスーパーで好きなお菓子を一つ買ってもいい日。今日は土曜日だから児童館でたっぷり遊べる日。

今日はクレヨン片付けるのをママも手伝っちゃう日。子どもはストレスがたまってくると暴力的になります。幼稚園は楽しいかもしれませんが、子どもなりに譲りたくないものを譲らなければいけなかったりして、子どもなりに苦労をしているはずです。

降園後の1時間くらいは機嫌が悪く、何をしても明らかにイライラしていることがあります。子どもも子どもの世界で苦労をしているのだと思えば、そんな時は、保護する立場として全面的に受け入れてやりたいとも思います。

ママの腕はクレーン!ガアガアゴギィーン。クレヨンつかむぞぉ! 誰かな?ぬり絵をこんなところに置いたのは。ママはカミキリムシ、置きっぱなしにするとたべちゃうぞ。スルーの日はいろいろあきらめて、楽しく遊ぶという切り替えが、結局は良い親子関係を保つことになったりします。

7、口が達者!言葉で反発してくる。何度も言わなければ気がすまない子には

本人が言うことにまず同調をして受け入れてから、別の提案に導くという手順がいいと思います。取ってきて!と言われたら、ママは取ってこられない!自分で取りなさい!と返答すれば相手を否定したことになります。

否定ということは自分の欲求が却下されたと、子どもはますます要求を繰り返します。「そうだよねぇ、取りに行けばいいんだよね。……例えばさぁ、お~い!クレヨンさんこちに来てください~!といったら飛んでこないかしらね。クレヨン飛んで来たらおもしろいのにね♪」。

子どもの言うことを肯定して、「取りに行けばいいんだよね」というところで子どもの欲求のテンションは少し下がります。次の場面展開で別の提案に導く……飛んでこないかしらね♪と言う辺りでは、子どものテンションはなだらかに穏やかに降下を続けると思います。

公園の外に出て行ってしまう子どもには「出て行ってもいいよ」とまず認めます。

その後に転んだらお医者さん行って注射だよ、ではなく、
こちらの道にてんとう虫さんが草の下にもぐっていたのを、昨日見つけたから、こちらの道から行ってみない?と場面展開誘導をします。

要求を少しは聞いてくれる親の態度が、子どもの満足感を埋めることになります。交換条件をついつい出しがちですが、それは親の威厳を前面に出しているのと一緒でフェアではないことを肝に銘じましょう。

何度も言わなければ気がすまないお子さんもいますね。

何度も何度も同じ事を繰り返しますので、さっき私が返答したことが意味になっていなくって、良い関係が築かれていないのか、また、良い関係を築きたいのに子どもの何度も同じ話を訊くとイライラしてしまう

……そんな親子関係の時期もありますね。子どもが同じ事を何度も聞くのは、単純に親との会話を楽しんでいる場合があります。大人のような口調でお母さんと会話ごっこが出来たということですね。

あるいは自分が知っていることを確かめたくて、自分が思っている通りの言葉が返ってくることによって、それを確かめて自信をつけていく時期もあります。いやはや、なんとも面倒では有りますが、子育ては時には非常に面倒くさいものでもあります。絵本の場合でも同じ絵本でよく飽きないなぁ、と思いますが、昨日と今日とでは吸収する行が違うのでしょうね。絵本の繰り返し読み聞かせと、何度でも同じ質問をしてくるという根本は同質のものです。

ちょっと笑ってしまう場合ですが、こう考えたらいかがでしょうか。子どもは生きてきた時間がまだまだ短いので、あまりたくさんの話題が無い(笑)。そう思って、何度も同じ質問に時には違う角度からの返答でもいいので付き合ってやっていただきたいと思います。

一番駄目な場合があります。
親が自分の気持ちを分かってくれた、という実感が子どもの気持ちの中に持てない場合です。解ってくれたという実感が無いからエンドレスに訊いてきます。親の側は「そうだね」という同調の言葉と耳を傾けているという姿勢とゆったりとした態度が必要です。

下の子との関係は意地悪をしたら叱り、小さい時はうん~とかわいがってもらっていたエピソードを耳にタコができるくらい語って聞かせ、下の子どもが遊びに介入してきたら時には入れてあげるよう助言したり、

下の子どもが無断で上の子の色鉛筆を使用した場合は下の子どもを叱り、と、臨機応変にその都度甘えさせたり、上の子の意識を持たせたりして行くしかないようです。時にはゆったりと兄として姉として甘えさせてあげることも必要かと思います。

下の子どもの存在で兄として姉として辛いことを感じてストレスになっている場合は、お母さんがしっかりと抱きしめてあげることだと思います。

どうやっても兄弟の位置関係を変えることはできません。兄として不利であった、姉として損した、そんな気持ちのまま育って、将来に禍根を残すことの無いように気をつけていただきたいと思います。

親子関係が築けていない心配は、親でしたら子育て中は何度か経験するものです。御相談のお母さんも4歳児のお母さんですが、お母さん自身も子育ての経験はまだまだ4年目、ということですね。子育てに失敗はありません。

どの年代になっても基本に戻ってやり直すことが十分可能です。

10代の頃になれば今は手に余る子どもでも、お母さんも10年選手になりますし、上手に扱えるようになるでしょう。子どもも親よりも友人たちと心を割って話す時期にもなり、否が応でも口を利いてくれなくなります。

今が楽しい時、そう思ってどうぞ日々の子育てを楽しい方向へと工夫してください。

時には子育ての縛りをゆるくしたり、時には子どもの要求の裏に他の何かがかくれていないか、と注意を払える親で有ったりしたら、きっと自分もしっかりと子育てをしてきた、と思える日が来ると思います。

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