ミルク授乳間隔はどうすればいいの?新生児期の授乳間隔は気にせずに 要求のままに

miruku

質問

先日、私の家(保育ママ)の保育室を卒業して行ったお母さんから電話がありました。

子育てのミルク授乳間隔で悩んでいるということでした。第1子はずーっと母乳で育てたんだけど、第二子を生んだ今、母乳の出が悪くてミルクを飲ませているのです。二人目なので子育ての悩みなどないと思っていたのですが、という話し初めでした。

要約すると「出産した病院がミルクの授乳間隔にとても厳しい病院で、3時間を空けないと絶対にミルクを飲ませてはいけないということで、
泣いて疲れてしまった赤ちゃんに哺乳瓶を加えさせるという悲しい気持を入院中に味わいました」

「3時間おきのミルクの授乳間隔といわれて『リズムを作らないと子育てはできないですよ』、ときつく言われたことが強く心に残っています。

退院した今は、ミルク缶の表示量であげていますが、1時間か2時間おきに泣いています」「授乳間隔を3時間と思って白湯を飲ませたりしていますが、ひもじくって泣いている様で、私まで悲しくなります。泣いた時に飲みたいだけ飲ませたい気がします。悩んでいます」。ということでした。

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回答

――目次――

1、新生児期の授乳間隔は気にせずに 要求のままに
2、ミルク授乳間隔 混乱の理由

3、授乳間隔も含めて、子育てで大事なのは観察と臨機応変!
4、子育ての悩みどころ!粉ミルク、母乳、混合の分かれ道

5、授乳間隔で悩むお母さんに、先輩お母さんからの一言アドバイス!

1、新生児期の授乳間隔は気にせずに 要求のままに

結論から言えば、「授乳間隔や量など気にせずに、母乳であれミルクであれ、どうぞ赤ちゃんの要求のままに飲ませるだけ飲ませてあげてください」ということです。

生後1.2ヶ月経ったら授乳間隔というお母さんの子育ての悩みは解消されていると思います。

1.2ヵ月でリズムはできてきます。お母さん側の乳腺の発達の個人差もありますから、
母乳の量が増えていくまでは母乳の回数や間隔は悩むことなく、赤ちゃんが欲しがるだけ与えてもいいです。

母乳とミルクの混合であれば、その頃には赤ちゃんのほうもミルクがすごく好きになっているのか、ミルクの乳首を嫌がるような子になっているのかいろいろに分かれてきます。

母乳よりもミルクが好きというあかちゃんであれば、ミルクの方をよりり多く飲む結果になってきます。お母さんが母乳方針であれば、出き始めた母乳だけでのリズムがその後もできあがっていくと思います。

粉ミルクだけに移行した場合は、生後1,2ケ月頃までに授乳間隔のリズムはできるでしょうから、一回のミルク量を最大でも200ccくらいまでと決めて、生後半年を過ぎたあたりから離乳食をどんどん進めていったらいいかと思います。

2、ミルク授乳間隔 混乱の理由

ミルク授乳間隔の悩みは訊けば訊くほど混乱することが多いようですね。完全に母乳(完母というそうですが)を推進する医療関係者や完母の先輩お母さんに訊けば、当然そちらに誘導されます。

泣いたらおっぱいを上げるという頻繁な授乳は結局のところ少量飲みになって一日の総量も増えず、体重も増えない、と言い切るお医者さんもいますし、頻繁に飲ませれば体重が増える、というお医者さんもあります。

1回に80ccも飲んでいれば栄養は足りているし、ミルクはもともと消化が悪いから、唸ったり、消化不良になったりするから4、5時間おきに飲ませてもいいよ、という助産師もあります。

寝ていても起こして飲ませなさいという小児科医があれば、子育てにあまり悩まないで神経質にならないで、赤ちゃんが起きた時にミルクをあげればいいですよ、という小児科医もいます。

お母さん側にしても個性はそれぞれで、授乳間隔など「空いたら飲むでしょ!。上の子に構っている間に授乳時間1回飛ばしちゃった。
アハ、まっいいか」、というお母さんもあれば、30分もかけて何とか飲ませようと必死なお母さんもいます。

赤ちゃん側の個性にしても、よく眠る子、何か理由があって寝ない子。神経質な子でミルクビンの乳首が嫌いな子。ミルクのメーカがお口に会わない子(笑)。何でもがぶ飲みする赤ちゃん。おなかいっぱいに飲んだ後はぐっすり眠る赤ちゃん。

十分に吸わないうちに疲れてしまって量を飲めない子、飲み方が下手でよく吐く子……いろいろです。

どのようなお母さんとどのようなタイプの赤ちゃんの組み合わせかによって、子育ての悩みはその数だけあるはずですし、つまるところ、誰にでも当てはまる正解はないということになります。

3、授乳間隔も含めて、子育てで大事なのは観察と臨機応変!

人間に個性があることは周知の事実ですね。生まれた赤ちゃんもみな同じではなく、個性があります。両親から貰った食の細い個性。大食いの個性(笑)。自己主張の強い個性。お腹が空いていても特に泣かない個性。感が鋭いのか風の音にも泣く赤ちゃん。いかなる時でも大の字で眠っている赤ちゃん!

ミルクのメーカーを変えると絶対に飲まない子、なんでも来い!の子(笑)。いろいろありますね。だから子育ての悩みも赤ちゃんとお母さんのセットの数だけあるということになります。

どの赤ちゃんも生後2ヶ月くらいまでは<お腹いっぱい~です>という感覚がまだ発達していませんから、飲ませるだけ飲みますし、飲まない場合は哺乳瓶を吸うことで体力を消耗して、お腹が空いていてもコテッと眠りに入ってしまいます。

その後はどうなるかというと、赤ちゃんの胃はくびれていませんので、飲むだけ飲んだ赤ちゃんは余分なミルクを口元からダラダラと出します(ピューと毎回の授乳ごとに噴水のように戻すことがあれば、ちょっと心配!※噴水の様に戻すのは食道狭窄で手術の必要があります)。

眠気に勝てずにミルクの途中でうとうとと眠ってしまった場合は、次のミルクの時間までは待てずに、泣いて催促しますね。

どのような赤ちゃんなのかを観察して臨機応変に対処していくことが大切になります。赤ちゃんが小さい、特に新生児のうちのリズムというのはこちらから作るのではなく、あくまでも赤ちゃんの流れに親が添うということが子育てには大切です。

リズムと観察と臨機応変は赤ちゃん時代ばかりでなく、もっと大きくなった子育ての中でも必用になります。幼児期、児童期の子育ては体力を使うばかりではなく、生活習慣、躾、教育への目配り気配りも重要な子育て要素になってきますから、親側でリズムを作っていくことは必要になってきます。

けれどもまだまだ生後1.2ヵ月児頃の赤ちゃんに、リズムを作るための空腹や不安感を、赤ちゃん側に強いる必要はないと思います。

4、子育ての悩みどころ!粉ミルク、母乳、混合の分かれ道

人間の母乳は他の哺乳類のお乳に比べると低蛋白で糖分が多いそうです。

このことは体よりもまず脳を育てて、ゆくゆくは生物の頂点に立とうという野望をもった人類の作戦だったと言われています。お乳成分の作戦は成功して、脈々と遺伝子を繋いで立派な脳を持つヒトとして人間は発達してきました。

母乳が不足の時にはもらい乳をしてそれでも足りない時は重湯や水あめを飲ませたそうですが、それらの糖分補給も脳の成長を守るための智恵だったそうで、粉ミルクがある現在ですが、母乳は大切だよ!という指導は意味のあることではあります。

余談ですが、粉ミルクを飲ませるためには哺乳瓶が必要ですね。哺乳瓶は1871年に「乳母いらず」という名前で販売されています。確かに乳母は要りません。おもしろいネーミングですね。

それから30年後の1917年には日本で初めて、和光堂が国産の粉ミルク「キノミール」を発売しています。当時は牛乳と水の割合を2:3としてさらに糖質を加えた調合乳を粉末化したものだったそうです。

現在では粉ミルクの成分も高品質化していますが、母乳にあって、粉ミルクの成分に絶対入っていないのは、免疫成分(IgA)です。

今の技術では本来母乳に含まれる免疫成分(IgA)までは配合できていないそうで、脳を限りなく発達させてきた人類ですから、この先、粉ミルクの中に「母乳」の成分が完全に配合できるように期待したいところですね。

5、授乳間隔で悩むお母さんに、先輩お母さんからの一言アドバイス!

■ 母乳はミルクに比べて消化もいいので、早くお腹が空くんじゃないかな?だから、泣く回数が増えたんじゃないかな?眠って泣いておっぱい、こんな感じの毎日。

■ミルクを飲み終えて戻すってことは、量は十分でもういらないって事ですよぉ。

■粉ミルクは人工乳です。母乳と比べたら赤ちゃんの胃に負担が掛かりますね。子育ての悩みは多いですが、赤ちゃんの個性にそって上げられるといいですね。

■混合は母乳の後にミルクとなるとすごい大変です。一日中、おっぱい、ミルクをやっていなければなりませんね。私は 午前中は母乳、夕方から夜中はミルクにしました。ミルクは消化が多少悪いけど、腹もちはいいので夜はグッスリ寝てくれる!という私の子育て大作戦も含まれています(笑)。

■体重の増加曲線が伸びなかったのと、おっぱいの乳首がすごく大きくて赤ちゃんが口でうまく捉えられなく飲み辛そうだったので、あっさりとミルクに変更しました。親子がしっくりきて軌道に乗った感じがあるなら、どんな子育てでも授乳間隔でもいいと思います。

■どのような子育てでも、メリットデメリットがそれなりに同じくらいあると思うし、悩みもそれなりにあると思う。私は栄養をまんべんなくとって母乳に備えたけど出なかった(悲)。ママ友はポテトチップだけでもあふれるように母乳が出た。自分がイライラすることが赤ちゃんにとっても一番いけないことなので、母乳を吸わせたあとに哺乳瓶を持って、母乳を吸わせる形にピッタリと抱っこして飲ませた。

■眠っている時に子どもは成長する、ということを信じて寝ている時にはそのまま寝かせておきました。お腹が空いたり、不快なことがあれば、赤ちゃんは必ず泣いて知らせてくれると思います。それよりも体内の睡眠リズムを崩さない方を守りました!

■赤ちゃんの空気感をわかっているのは私。保健所に行った帰り道で助産師さんの指導は忘れることにした。

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