内気で引っ込みじあんな子どもで悩んでいます|内気な面をゆっくり是正。まずは親と一緒にできる行動を多くする

utiki-hikkomijian

質問

4歳の子育ての悩みです。内気で引っ込みじあんな娘で困っています。背中を押してもみんなの前に出ることができません。幼稚園の先生も何かと前に出られるように用意をしてくださっているようですが、いつもお友だちの後にかくれている状態だそうです。

もっとはっきり自己主張をしてと言うと、それなら幼稚園に行かないと言います。家の中では2歳下の妹ともそれなりに仲良くしたりケンカしたりと普通ですが、多弁ではありません。

スポンサードリンク




回答

目次

1、内気、引っ込み思案、実は他者に配慮できるやさしい子
2、内気な面をゆっくり是正。まずは親と一緒にできる行動を多くする
3、自分で決められない……だから内気?まずは選択権の練習を

4、外では固まってしまうか、メソメソ。でも家ではできるからはがゆい!
5、新しい場面では、親の手を引っ張っていかないとは入れない
6、内気の裏にある子どもの気持ちを大切に

1、内気、引っ込み思案、実は他者に配慮できるやさしい子

信じられないかもしれませんが、子育ての悩みである内気で引っ込み思案のお子さんは、大きくなってもお友だちを初めとする他者の気持ちを優しく汲み取ることが出来る、協調性のあるお子さんになる要素を十分に持っていると言えます。

内気で行動力が無いように見えますが、思慮を深めて行動に移せる素質を持っている、と考えられたらいかがでしょうか。親は子どもの見せている面を、なるべく長所に置き換えて育てて行く必要があります。

物事をマイナス面ばかり(不安)で捉えていくと、そこから生み出されるものは愚痴とため息ばかりです。それらを押し付けて行くと、お母さんもお子さんも苦しくなるばかりです。

内気で引っ込み思案をマイナスと捉えないで「周りの状況をゆっくりと理解して、判断して、納得してゆっくりと歩き出せる優しい子ども」であるとまずは信じましょう。

お母さんにとって子育ての悩みはたくさんありますが、子どももまた色々なものにぶち当たりながら、個性豊かに育っていきますね。個性とは一律ではかれないもののことですね。

気質の面でも、「内気で新しい場面や人に慣れるのにものすごく時間がかかるお子さん」もいれば、「何事にもすぐに飛び込める性格のお子さん」もいます。

大人の世界でも石橋をたたいて渡るという諺がありますが、石橋を叩いてから、その石橋が安全かどうかの確認をして用心深く一歩を踏み出す人や、割れそうに見える石橋なのに、ちょっと叩いだだけで安全の確認もせずに飛び出してしまう人もいます。

さらに大胆な気質の人は、石橋を叩いてはみたけれど、やはりやめた(笑)と言って橋を渡らないです。石橋をたたかなければ渡れない人に、そら!と背中を押しても怖がって足は前に出せません。

小さいほど、経験の少ないお子さんであればあるほどなおさらのことです。内気では駄目、そら前に出て!と頑張れコールをだしても萎縮してしまうばかりでしょう。大人と違って子どもは新しく体験するものにはとても臆病です。

むしろ、何にでも手を出して経験の無いことにさらりと突進してしまえることの方が問題がありそうです。今はまだまだ内気すぎる子どもでもいい、そう思ってください。

そして、内気で引っ込み思案なお子さんは、状況を判断するのに多少の時間がかかる子、でも他者に配慮できる優しい子、待つことのできる子、さらに用心深さも持ち合わせている子。そういう要素のある子であることも、まずはお母さんが理解しましょう。

2、内気な面をゆっくり是正。まずは親と一緒にできる行動を多くする

知らない人や新しい環境にすぐになじめて、誰に対しても臆せず口の聞けるお子さんもいれば、そうでない内気ななかなかなじめないお子さんもいますね。内気なお子さんには、まずは身近な人の前で自分自身の意見や行動ができることの経験から始めると良いと思います。

例えば図書館に行ってもいきなり、この本をあのカウンターで借りていらっしゃい!と背中を押しても内気な子はモジモジするばかりです。

カウンターに行くという行動の前に、お母さんと二人で本を読めるスペースに落ちついて座り、本の読み聞かせをする、そうしてそのあとにお母さんと二人でカウンターに行って一緒に借りる手続きをする。

さらに家に帰って図書館ごっこをする。図書館の貸し出し係は子どもです(笑)、はいカードを見せてください、はい機械を通しますよ。はい5冊ですね。二週間後にお返しくださいね。子どもはそのことを今度は図書館で本当にやってみたいと思うでしょう。

地域でお餅ツキ大会があったリお掃除のボランティアがあったりしたら、お母さんと一緒に参加します。お母さんと一緒の行動ができる機会が増えていけば、知らないうちにお母さんと距離をとったところで行動的な一瞬を経験できることもあります。

3、自分で決められない……だから内気?まずは選択権の練習を

もともとは内気ではないのにお母さんがセッカチであっり怒りぽっかたりすると、子どもは自己主張の機会を失くして萎縮をしてしまいます。
自己主張は自己決定権でもありますから自主性のない子ども、内気で自分の意見も言えない子どもとして親の目にはうつります。

お母さんはセッカチではありませんか?一つの言葉を言われたら三つの言葉を返すタイプではありませんか?あるいは自分の思い通りにならないとすっきりしない頑固な性格ではありませんか?

あるいはいつもいつも時間に追われていませんか?怒りっぽくありませんか?これらの?にいくつか当てはまるようでしたら、お母さん主導の中で、子どもの立場として、仕方なく内気にならざるを得ない環境にいるということも考えられます。

それらの?が無いのに全くの消極的で涙ぐむようなこともたびたびある場合の内気なお子さんであれば、自分を主張できる自己決定できる、意志を伝える場面を多く作ってあげることが大切になってきます。

どっちのコップで飲む?とか公園に行く児童館に行く?とかまずは日常の中の何気ないことの決定権を子どもに与えます。そして、そうかこっちか!お母さんも今日はそんな気分だったな。一緒だね、と決定に自信が出るような返答を付けたすことも肝要だと思います。

4歳頃になると他者と比べる事が出来るようになり、そうありたいと思ってもなかなかそうはできなくて(例えば幼稚園の担任の先生に抱きつきたいけれども、なかなかできない)、お友だちを羨ましがるとともにかすかな劣等感が子どもの心に落ちていないとも限りません。

劣等感は自信が付けばなくなっていくものですが、内気でダメな子というセリフをお子さんの前で吐けば、お子さんはダメな子の言葉のインプットをされますから、劣等感の上塗りをすることになります。

「駄目な子、意気地の無い子、気の小さい子」子どもをへこませるそんな言葉も避けましょう。そして、お子さんが決定をしたことには親はできるだけ褒めてよりそう、そんな姿勢があれば、内気が劣等感に繋がることもなくなると思います。

内気は優しさにつながる。弱い子は優しさに繋がっている、事実です。内気さを克服した時に優しさがほっこりと残っている、そんな子育てをしたいものですね。

4、外では固まってしまうか、メソメソ。でも家ではできるからはがゆい!

子育ての悩みの中でも「内気な子どもで外では固まってしまうかメソメソしているのに、家ではちゃんと色々なことができるばかりか、威張っている!」というのは、親のイライラ度がさらにあがるタイプですね。

でも内気さは裏返すととても用心深くて、慎重で、観察力が優れているというプラスの面があることは、前章でも述べましたね。そしてその上で、外では固まってしまうかメソメソ、という内気さも成長につれて薄れてくるということを、もう一つ肝に銘じてください。

内気で固まりメソメソとするお子さんはまだまだ十分に自分に自信がもてないところがありますから、自尊心もそろそろ芽生える4歳頃になると、「失敗」とか「人の目」をおそれて動けないということもありそうです。

「家でできる」という家での積極性や自発的挑戦は出来ているのですから、今は内気の時期なのだとその子らしさの今を受け入れるお母さんの寛容さも必要です。

5、新しい場面では親の手を引っ張っていかないとは入れない

お習いの教室に入る時、幼稚園に入園したあと、児童館の遊戯室に入る時、親の手を引っ張られなければ入れないお子さんもいますね。背中を押そうが切り離そうが(笑)、向こうで先生が手まねきしょうが、頑としてお母さんの手を離しません。

母子一体感の強いお子さんということもありますが、母子一体感はあって当たり前です。母子一体感にならざるを得ない理由もあります。

弟が生まれて愛情を取られそうになった危機感や、夕べ夢に見た黒い悪魔が児童館のカーテンと似ていたりとか、内気で片付けられる子どもの行動の奥深くには様々な理由があります。

母子一体感が理由でなくともこんな例もあります。私の子どもはそれほど内気なタイプではありませんでしたが、七五三の5歳の記念写真を写真館で撮った時に、初老の白髪交じりの女性が介添えをしてくれたのですが固まって動けませんでした。

アンデルセン童話に出てくる、そのページだけは絶対に見ない怖い魔女にそっくりだったのです。子どもが固まれば固まるほどその白髪の女性は笑顔を見せてオモチャを派手に動かして必死に子どもを笑わせようとしてくれました。

私たち親は理由がわかっていたので(まさか、スタッフを変えてくださいとはいえませんので)、大丈夫だよ、怖くないよ、誰ちゃんのおばあちゃんに良く似ているじゃない。

大丈夫大丈夫。早く写真を撮り終えて、ゴハンを食べにいこう!何食べる?デザートは何がいい?」。写真は無事に撮り終えましたが、暫くはその写真館の前は通りたがりませんでした。

後日、私たちは解っていましたが、どうして固まってしまったの?と訊いても理由は言いたがりませんでした。そのようなものを怖がった自分を親にも言いたくなかった「自尊心」だったのではないかと思っています。

6、内気の裏にある子どもの気持ちを大切に

内気とか引っ込みじあんな子どもとか、親同伴で無いとどこの場面にも出られない臆病の子どもには、大人には計り知れない理由があるものだ、とその時そう思いました。

内気でもいいところが一杯あるわが子!自尊心もしっかり育っているわが子、内気の裏にある子どもの気持ちを大切に信じて子育てをしたい。そう思えます。

スポンサードリンク




  • このエントリーをはてなブックマークに追加