小学校一年生になりました。手が離れましたがどのような注意が必要ですか?

itinennsei-sinnpai

質問

一年生になりました。手が離れましたがどのような注意が必要ですか?登校前や下校後の注意事項など教えてください。

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回答

親の基本姿勢としては、まだ一年生!もう一年生!を上手に使い分ける必用がありそうですね。

――目次――

1、体力的に楽になったら精神的に頑張るのが親業
2、小学校一年生の登校前の悩み

3、小学校一年生の下校後の悩み
4、ゆっくりだけれど成長してる一年生 親は待つ姿勢の鍛錬を!

1、体力的に楽になったら精神的に頑張るのが親業

子どもが小学校一年生に上がる頃は身の回りの世話もそれほどはなく、体力的にはずい分と楽になりますね。これ以後は精神的に頑張る親業が待っています。

子育てという親業は予測に基づいて行動しなければならないことが多く、結果に正解はなく、大変な仕事です。おまけに一つの道しか通っていくことが出来ませんので、悩むことも当たり前ですね。

幼稚園や保育園の頃は懇切丁寧な保育士さんたちとのやり取りが有りました。よほどのことがない限りは長所を褒めていただきました。

けれども子どもが小学校一年生になったとたんに一日の状況が把握できなくなります。何かの気配もまずは想像をすることしかできませんので、親としての不安も大きくなります。

一年生になるとランドセルを背負って行ってきます!と言って玄関を出たら、物陰から見送ることは出来ますが、学校まで手をつなぎながら一緒に歩いていくことは出来ません。学校で過ごしている間のことは、子どもの言葉で聞きながらかいつまんだような把握しか出来ません。

学校は生活の面倒を見てくれるところではなく、人として生きていく力を学んでいくところですから仕方がないといえば仕方がないでしょう。子どもが一年生になって最大の変化は、幼稚園保育園と違って身辺の雑事や精神的なフォローを家庭で処理して行くということでしょうか。

何もなく元気な小学校の一年生であってくれればいいのですが、家に帰って泣いていたり、お友だちが遊びに来る気配もなかったり、暴力的な言葉や行動が増えているように感じたとしたら、親としての不安は増すばかりですね。

一年生の子育ては智恵も工夫も必要になります。幼稚園、保育園時代とは比べ物にならないくらい行動範囲も増えます。

それでも時々は幼児期の片鱗をみせて泣いたり笑ったりウロウロしたり、急に聞きわけがなくなったり、弟をいじめたり……、それらを全部まとめて、親は忍耐強く見守らなければならない場面も多くなります。

小学校一年生になるとどんな悩みが多いのか、一日の生活を追いながら見ていきたいと思います。

2、小学校一年生の登校前の悩み

1、遅刻、忘れ物、朝ごはん、うんち

朝はまず時間をゆったり取っておくことが基本ですね。

物事をまだ完ぺきにはできませんので、コップの水をこぼしただけで10分はロスをするのが一年生です。それでなくとも急いで急いで!の連発や失敗への叱責、時には泣き声と一日の出発の大切な時間が修羅場になる可能性はいっぱいあります。

時間的に余裕を持つことが何よりも大事です。そんなに早く?と思うくらい早く起こしてもいいのでは、と思います。

朝の注意しなければならないことは【遅刻をしないこと】【忘れ物をしないこと】【朝ごはんをちゃんと食べる事】【トイレを済ませる事】などがありますが、一つどこかでつまずくと、ケンカ腰のまま登校させることになります。

時間に追われることも大きな要因ですから、時間をゆったり取ることで、【遅刻をさせず】にトラブルの大体を笑顔で解決していかれるようにしたいものです。

【忘れ物をさせないこと】はまだまだ一年生では親の責任となるでしょう。明日持って行くものを忘れそうだったら、階段の上り口や玄関先にメモを落としておくのも一つの方法です。

【朝ごはんをちゃんと食べさせる】のもまた大変なことです。食べないことの原因は多岐に渡ります。食の細い太い、十分の睡眠かそうでないか、学校に行くことが楽しいと思っているかいないかなど多くの要因が絡まっています。あの手この手を使って時間内に用意した朝食の半分以上は食べさせたいものですね。

2、時間を見せる!場面展開を上手に

一年生は時計そのものを読むことは出来ても【時間による段取りを取ること】はまだまだ無理です。

今は携帯電話にタイマー機能がついていて、面白い音楽を流してくれますから、登校前の時間を割っていくのに、子どもの前に出しておくことは時間が目に見えて子ども自身行動をしやすいかもしれません。

食事の場合もタイマーが鳴る前に食べられたらシール帳にシールを貼るとか、なぞなぞごっこをしながら、パンを半分食べ終えたら答えを教えてあげるとか、子どもの興味や競争心や探究心を利用しながら、なるべく笑顔ですすめていきたいものです。

子どもはけっこうしつこいですので(笑)。何かに引っかかるとそこから前に進めないことが多いです。

例えばママが怒ったことで(怒った原因はともかくとして)、怒らない前の楽しい状態に戻りたいですから、愚痴愚痴と言います。めそめそとします。そんなときは、話題をさっと替えるのも手ですね。子どもは意外と食いついてきますよ。

子どもを泣かせないお母さんは場面展開が上手です。泣かせたり頑固な子にならせたりするのは、案外と親自身の融通が利かない場合が多いようですよ。

売り言葉に買い言葉、脅迫言葉など親権で押さえつけるような会話のやり取りは、朝は特にやめましょう!

3、学校行きたくない←→朝のグズグズは母子分離不安?

朝グズグズする。泣きそうな気配。「学校に行きたくない」とはっきり言う、または行きたくないの?と訊くと「うん」と言う。お母さんは理由をしつこく訊きます。小学校一年生の返答の内容はいろいろあります。

■自分が学校に行っている間、弟(妹)は自宅にいてお母さんに甘えている様子なので、自分だって家にいて甘えたい、とはっきりと言えないけれど、そういう気持ち。

■昨夜はお父さんとお母さんがすごいケンカをしたので、自分が学校に行っている間にお母さんがどこかに行ってしまうような不安があるから。

■何でもお母さんと一緒でないと安心できない。

などなどの母子分離不安が土台となった小学校一年生の不登校の気配です。学校へ行きたくない一年生の80パーセントくらいは母子分離不安と言われています。

単純にお母さんと離れるのが嫌な甘えん坊さんタイプの場合は、学校生活を続けていけば、友だちもできて自分の行動にも自信が持てるようになり、夏休みが過ぎる頃には一年生不登校の気配はなくなります。

子どもはお母さんが大好きです。お母さんが困った顔や悲しそうな顔をしている時、子どもも心を痛めています。

母子分離不安が夫婦関係や家庭環境に由来していると想像されるとき、または両親としてそのような自覚があるときは、子どもの「学校へ行きたくない」という行動の後ろに隠れている家庭環境の改善を試みられて頂きたいと思います。

4、環境の変化についていかれないストレス

一年生が登校を嫌がるのは母子分離不安のほかに、環境の変化についていかれないストレスがあるようです。

これまではお母さんや幼稚園の先生が何かと助けてくれていたのに、小学校にいったらどうやらなんでも自分でやらなければならないのがわかった。どうしょう。やれないかもしれない。……不安。

几帳面な子どもほど、学校での生活や勉強の順序がわからないと不安感が強く出て、学校に行くことにストレスを感じてしまうようです。

そんな一年生には、お勉強をして、お休み時間は遊んで、給食のあとお帰りだよ。お母さんはその時は家にいるから一緒におやつを食べよう!と一日の流れをゆっくり説明すれば安心する一年生になるでしょう。

周囲を不必要に巻き込んで、ちょっとややこしくなってしまうのは母子分離不安や環境の変化へのストレスを抱えている一年生が、それらの不安をうまく説明できない代わりに、あるいはそれらのことを隠したいがために,うっかり言ってしまう「○○ちゃんにいじめられている」とか、「先生が怖い」という返答です。

親はもうすでに一年生でいじめの渦の中にいるのかと、愕然としますが、落ちつきましょう。

小学校一年生は、まだまだ他愛ない嘘ごとを言うことも多いので、学校との連絡を密にして解決に進んだらいいと思います。先生に様子を見ていただいてもそれらしい問題場面はない場合が多いです。

その他には行きたくない、と言って玄関で吐いてしまったら本当に風邪だった場合もありますね。

休みたいと玄関で駄々をこねられたら、あっさりと「休めばぁ!休んで一日お布団で寝ていてね。お布団から一歩も出ては駄目よ(笑)。

ごはんはおかゆと梅干、お勉強はしなくてもいいけど夕方のテレビは駄目よ、病気だから大変大変!」と具体的にマイナーなことを示していけば、「行く!」ということになる場合もあるようです。

サラリーマンの月曜病のように土曜日曜と楽しく自由に過ごした後は、時間で追われる学校というシステムの中に入っていくことの憂鬱感が、一年生にもあるはずです。

体力がついて周りの関係が良く見えてくると、大体は元気に学校に通う様になりますので、「学校行きたくなぁ~い!」は、あまり長びく心配事ではないような気がします。

しかし、特に思い当たることもなく、普段の表情にも暗い顔や涙顔が続くのであれば、友だちと協調関係をとりにくい病気などがかくれている場合がありますので、受診されることをお勧めします。

3、小学校一年生の下校後の悩み

1、ひねくれ、暴言、わがままでバランスを取っていること

何かにブチ当たったときそれを乗り越えていくことが成長となりますね。

子どもは成長の固まりであちらこちらにぶつかりながら、痛い思いをしたり、引き返したり、好きなお友だちの真似をして背伸びをしたり、自分自身ではとても納得できない(笑)事にも大人から注意されるから不承不承うなづいて、それらのギャップの中で成長を続けている人間なのですね。

子ども心にはまだまだ納得できかねるものを、ひとまず受け入れて人間になろうとしている日々ですね。

ひねくれや暴言やわがままを時々して、ストレスを発散しなければ心のバランスが崩れてしまうので、子どもにとってひねくれや暴言やわがままは、実は必要なことなのですね。

それなので暴言やひねくれ行動そのものにあまり意味はないので、そのことにこだわるよりも、その裏に隠されている子どもの甘え下手や寂しさに目を向けられるお母さんであってほしいと思います。

そして暴言にしろわがままにしろ、してしまったあとの修正は子ども自身で出来るように、うながす事が出来るようになれたら、ステキなお母さんになれると思います。

2、暴言!を「独り言」へ、そして抱きしめること

小学校一年生はまだまだ幼稚です。甘えることが下手だから暴言になる、寂し気持ちをうまく表せなくて暴言を吐くのです。

……とは言っても、「死ね!」「出て行け!」「うざい!」などは人として吐いてよい言葉ではありません。寂しいんだろうなぁとか、甘えるのが下手な子どもなんだなぁと思いいつつも、子育ての観点から人としてしてはいけないことは注意をしていくことが必要です。

親側の注意も必要です。子どもと同じレベルで言い合いをしないことですね。親ですから子どもに勝てるのは当たり前です(笑)。言葉の攻撃で子どもを黙らせてはいけません。

「やっぱり馬鹿だね」「産まなければよかった」「いらない!」などと子どもの人格を否定するような言葉も絶対に慎むべきです。

むしろ暴言を吐かれた後に、ちょっと困った顔で「死ね……かぁ。お母さんは○○ちゃんのこと好きなんだけどなぁ」と愛の言葉を先に出してから、説教に入るというのが好ましいと思います。

たかだか一年生の暴言にカッ!となって矢継ぎ早に子どもへの攻撃に入るとしたら、もはやどちらが一年生かわからなくなりますね。

言葉でなんといわれようと動揺しない。極端に反応したり、極端にその言葉の意味を追求したりしないこと。暴言も相手が反応しなければ「ただの独り言」になります。

そして忘れてはならないことは抱きしめることです。暴言を吐く心の中は寂しさでいっぱいで、甘えるきっかけをなくした子どもの姿が有ります。親も子も気持ちがちょっと落ち着いてところで抱きしめて完了形にしたいものです。

「抱っこしてあげるからおいで!」この言葉は親の気持ちを落ち着かせるためにもあります。

3、ひねくれ・わがままの行動には責任をとらせること

新しく始まった学校という規律のある生活場所で、一日の半分を過ごしてきた一年生は疲れています。ストレスも溜まっています。

ストレスを開放する手段を子どもは持っていません。心のモヤモヤは、家でお母さんと一緒に過ごした弟を理由もなく打つ行動になったり、玄関の靴を全部蹴っ飛ばす行動になったりします。言われたことをすぐにしない、などのひねくれ行動も同じです。

ストレスを開放させるために行った行動が、次の叱られる原因となり、子どもに取ったら踏んだりけったり状態ということになり、ついには子ども自身もどうしてよいのか解らず大泣きとなります。

親は辛抱が大事です。蹴った靴は元に戻させましょう。弟をたたいたら謝らせ、大泣きで暴れたあげくにひっくり返してしまったものがあったら、直させましょう。暴れて乱したものは自分で元に戻す。親は辛抱強く待ちます。

こうした一貫した態度、「駄目なものは駄目」、という態度は、ガミガミと文句を言うよりはるかに効果的です。そして人間的に成長を正しく助けます。

子育てには忍耐が必要です、とはよく言われる言葉ですが、子を正しく導くために待つ時間は親としても辛い時間になります(自分でやってしまって、さっさとおやつタイムにしたほうが、親も楽ですから)。

わがままな子どもというレッテルがありますが、一貫した態度をとらなかったり、子ども自身に年齢なりのいろいろなことの決着を付けさせなかったりしてきたことの経過が、わがままな子どもにさせてしまったということも多いのです。

大体の親はそのことにはあまり気づこうとはしません。とに角一貫した態度をとって正しく導いたあとに「甘えさせて」上げてくださいね。

4、友だちとのトラブル

幼稚園や保育園での子ども同士のトラブルでは、保育士さんがちゃんと中に入って双方の言い分を聞いて、はい、解ったね、仲直りしようね、と納めてくれますが小学校一年生になると担任の先生はいちいちたずさわってはくれません。

子どもの世界に小さなトラブルは付きもので小さなイザコザを経験していくのも、大きくなるためには必要な過程だと思えるからです。自分や友達同士で解決するのも教育のうちなのかもしれません。

小学校一年生の日常にはいろいろなことがおこります。悪気はなくともきつい言い方をされたり傷つくようなことを言われたりすることもあります。

学校では我慢をしている分、家という安全地帯に入ったとたんに堰を切ったように大泣きになることもあります。

お母さんはビックリするかもしれませんが、嫌いだといった友だちとも次の日に仲良く遊びますし、下校途中で言い合いをしている小学生も一つの路地を越えたあたりではもう笑いあっていたりする姿もよく見かけますので、大体のことはそれほど大きく捉えることはないと思います。

目安としては「友だちに意地悪された、ケンカした、怖い子がいる」などと言って涙ぐんだ日の夜に「明日の学校の用意をしていたり」「翌日、行ってきます!」と学校に出かけて行けば、ひとまず大丈夫と判断してもいいと思います。

5、友だちとのトラブルの具体的な対処

わが子が「悲しい」と泣いたらお母さんの心も痛みます。

幼稚園と違って小学校の塀はとても高いような気がして、いちいち担任の先生に尋ねるのもためらわれます。子どもの涙を見ながらお母さんの気持ちもモヤモヤとします。

でも、お母さんはどうぞ深刻な顔や一大事の顔にならないでくださいね。子どもはケンカした相手のお友だちでも好きなことが多いです。お母さんに悲しさや悔しさを聞いてもらうだけで気が済む場合も多いのです。

■泣いて帰ってきた日には「どうしたいの?」と子どもに訊く

言い返せなかったの?言い返したいの?言い返せるの?どうしたいの?そんなふうに子どもにゆったりと訊くと、子どもなりに考えがまとまります。

言い返す、という子どももいるでしょうし、言い返せない、我慢する、という子どももいるでしょう。

そして「分からなくなったらお母さんやお父さんに聞いてね。学校の先生も相談に乗ってくれるからね。大丈夫だよ」と言葉を足します。

■泣いた理由などを言わない時は、しつこく訊かない

親としては心配でいっぱいでしょうけれども、泣いた理由を言わない場合は訊くべきではないと思います。

涙は見せてしまったけれども負けてしまったことを親に悟られたくない場合、自尊心がきずついてしまう場合もあります。

また、泣けては来るけれども自分も悪かったから、その悪かったことは反省はするけれども口外はしたくない、という場合もあります。子どもの気持ちの中で子ども自身が解決していく事も大事なことだからです。

泣いた理由を言わないけれども、毎日泣いて帰ってくることが続くようであれば、担任の先生に報告をして見守っていただくことも必要かと思います。

■大事なうちの子!

大事なうちの子!とハグをしてもらったことで気持ちがリセットされることも有ります。

まだまだ一年生!もう一年生!この二つを親のほうで上手に使い分けて、集団生活をスタートした一年生を後ろからそっと押したり支えたりできるお母さんお父さんであってほしいと願います。

6、大きくなる準備 家のお手伝いを!

小さいうちにこまめに動く習慣をつけてあげないと体を動かせる子どもにはなりません。誰だって楽をして生きて行きたいですものね(笑)。

自分のためにできることと家族のために出来ることの二通りのお手伝いを、小学校一年生からできるようにさせたいものですね。

■自分のためのお手伝いお仕事は、生きる力につながる

♪自分の食べた食器を台所に運ぶ……きれいな所作です。ありがとう、ごちそう様といいながら下げるともっといいですね。

テレビドラマをみていると自分の食べた食器も下げないでテレビゲームをするためにソファに移る場面がありますが、見ていて気持ちが悪いです。小学校の一年生ならごはん茶碗やお箸などは下げることが出来ると思います。

♪洗濯してもらった衣類をタンスにしまう……初めはタオルや下着くらいの簡単なところからでいいので一年生になったら是非やって欲しいことです。

初めはめんどうくさがりますし、嫌だなどの文句も出ると思いますが、おだてたり競争させたりすれば、一年生はまだまだお母さんの言うとおりになります。

♪その他、布団のシーツの整えやパジャマをそろえるなどその家の習慣で自分のための仕事はありますね。自分のことが苦労なくできるようになることは、生きる力につながります。

■家族のためのお仕事は思いやりにつながる

お風呂洗いや、玄関掃除、植木の水遣り、お風呂でお母さんの背中を流す。玄関の靴そろえなど、家族の一員として守られている分、家族の一員としての責任を小学校の一年生になったらそろそろ実感するのもいいのではないでしょうか。

毎日続けることが肝心で、そのことはやがてはお小遣いをどうするかという問題にも絡んできます。まだまだお金のことは無関係で行きたいという家族の方針であれば、毎日家族のために頑張ったことはシールを貼るなどもいいと思います。

誰かの役に立てたという経験は心を大きく成長させると思います。家族のためのお手伝いを毎日継続できるパワーは、学習やスポーツにつながります。一日1ページのドリルを泣きながらやるよりも、よほど生きていく力につながります。

7、宿題はリビングで

宿題やお勉強の場所は家族の皆が見守れるリビングがいいですね。

勉強は集中力が大事ですが、小学校の一年生の宿題ではまだまだ勉強は楽しい!と思ってもらえることの方が大事です。

ひらがな帳や数字帳を出して、はい!書きなさい、子どもはイヤイヤで涙顔、親はこのぐらい書けなければ明日のプールは禁止!……そんな展開は最悪です。

こんな勉強は苦痛の気持ちだけが残り、勉強嫌いにつながります。勉強は楽しく!

あ・い・う・え・お・が書けるようになったら、「うえ」とか「あい」とか「いえ」とか「あう」とうか「あいうえお」だけで書けるものの練習に入ると、子どもは面白いように言葉を作ってきます。

ついでに「さ」を教えて「あさ」と書ければ朝の話しをしたり朝の反対のなぞなぞは?で夜につないで、「よる」に怖いものはおばけ!どんどん字を増やしていくことが出来ます。

数字の8や9などは子どもの書き順では難しい部類です。8や9だけは手を持って教えるなど、スキンシップも兼ねれば気持ちの良い勉強になります。

子どもは暗記力もいいですから、与える知識はおもしろいように浸透していきます。

地図や図鑑などをすぐ手に取れるようなところにおいて、時には親が知らない振りをして「先生!肉食動物で一番大きいものはなんですか?」と質問すると、先生の真似ごっこが大好きな一年生は調べて教えてくれます。

今時はなんでもYAHOOの検索にかけて、ああそういうことね、で解決される場合が多いのですが、それは大人だけのこととして子どもには辞書を引く、図鑑を紐解くなど、ネット関係でないところでの学習の仕方の基礎をあたえてあげたいものです。

一年生で辞書はまだ早い、と思われるかもしれませんが、一年生用の簡単な辞書もあります。辞書を引く楽しみはいいものです。

調べた言葉には蛍光ペンで印をしていくと達成感が出ます。また子どもほどそのような行為が好きですので、時にはこの言葉なんという意味だったかしら……とトボケテ、一年生の学習意欲や、親切心や、優越感などをたっぷり味わわせながら勉強というものに慣れさせていくといいと思います。

8、ゆっくりだけれど成長してる一年生 親は待つ姿勢の鍛錬を!

字の書き順はちょと目を離せばいい加減になるのが一年生。昨日と今日の字では「た」だか「に」だか判読不能(笑)。

数字の3は横向きになり8はお団子状態(笑)。

学校から帰ってきてはお母さんにベッタリ、寄ってくる妹を蹴っていじめる!算数の計算なんて両手の指や足まで使っている。字は読めても文章は読めない。

……一年生のわが子をみてお母さんのため息が聞こえてきそうですが、不安になったら1年前の写真を見てください。ビデオを見てください。今よりもっともっと赤ちゃんだったと思います。成長はしていますよ。

人間も生物です。春は仕込みの時期、夏はそれを使って伸びる時期、秋はじっくりと内面が出来る時期、そうして冬はやがて次の春への芽をひそかに育てている時期です。

夏を越すとうーんとお兄さんお姉さんに成長していることが分かります。待ちましょう。小学校に入学して学童という位置に子供は立ちました。親も今までとは違う位置に立っているはずです。待つ姿勢がこれからどんどん必要になってきます。

待てずに子どもを親の自由にして駄目にしてしまうことにならないように。人格や自尊心に気を配りながら一人の人間として自ら育っていく力を信じて、早急に事を運ばずに待つ姿勢を鍛錬してください。

手取り足取り面倒を見た幼児期からお母さんも卒業をして、これから「少年少女になっていく親としての一年生」がお母さん自身にも始まっているのです。

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