赤ちゃんの指しゃぶり、叫声などをスルー!良習慣を躾にもって行きたいのですが……

yubisyaburi

質問

指しゃぶりや叫び声など、ともすれば悪習慣となりそうなことを良い習慣や良い躾けに持っていく方法はありますか?

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回答

――目次――

1、子育ての悩み、赤ちゃんの習慣と躾
2、生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの悩み「授乳のリズム、習慣」

3、生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの悩み「発達の不安」
4、赤ちゃんに多い習慣「指しゃぶり」どうして?
5、指しゃぶりの害は

6、指しゃぶりは自然に卒業できるの?
7、おしゃぶりの器具はどうなの?
8、赤ちゃんに多い習慣「黄昏泣き、グズグズ泣きなど」生後6ヶ月頃の場合

9、赤ちゃんに多い習慣「キィーという泣き叫び!」生後12ヶ月の頃
10、育てにくい子!と思っても、それは自我の発達で喜びごと!

1、子育ての悩み、赤ちゃんの習慣と躾

子育ての悩みの赤ちゃん項目の中で「躾」の問題も大きな位置を占めますね。寝ている赤ちゃんを躾る場面は無いと思われがちですが、習慣=躾ですから、躾という文字を「習慣」に置き換えると、子育てをする赤ちゃんの時代に何をしなければいけないのか、見えてくると思います。

育てたように子は育つ!

という言葉がありますが、例えばお母さんが、袋に入っているお菓子を赤ちゃんの横で食べるとします。

赤ちゃんもほんの少しは食べられるようなお菓子だったとします。何気なく袋から一つ出して、赤ちゃんの口に入れてあげます。お母さんも赤ちゃんもニコニコ♪。明日も、明後日も二人して袋菓子を食べます。

お菓子袋に手を突っ込んでお菓子を食べる習慣を何とも思わないお母さんの子どもはやがては、公園に行ったときに袋菓子を片手にお滑り台に登ったり、べとべとした手をスカートで拭いたり、おにぎりを立って食べたりするような子どもになります。そうなるように習慣付けられているからです。

お母さんが袋菓子を皿に盛って食べるような習慣だったら、赤ちゃんもそうなるはずですね。

お母さんがお菓子を食べる分だけお皿に移したとします。テーブルの上にでしょうか、あるいは床に小さなテーブルを置いてでしょうか。

用意ができたら赤ちゃんを手招きします。皿に盛ったおやつです。手を洗いましょうね!さあ、おやつよ!座りましょう!自然と美しい流れになりますね。躾の字を分解すると身体の美しい流れと読めますね。

赤ちゃんに躾はまだまだいらないかもしれませんが、お母さんが与えている習慣がやがては躾の良さや悪さで、喜びの種や悩みのタネになっていきます。子育てには日々の習慣がとても大切な要素になる、ということですね。

そうはわかってはいても、乳幼児期の躾につながるのだから日々の習慣をしっかりと思っても、
お母さん一人が努力すればなるものではないですから、やはり赤ちゃんを育てる時の悩みはとても多いことになります。

2、生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの悩み「授乳のリズム、習慣」

授乳関連の悩みでは母乳が足りているか心配、おっぱいやミルクを吐く、泣かないので授乳時間がわからない、授乳中に寝てしまったり遊び飲みしたりする、ゲップがうまく出せない、ウンチが柔らかく回数が多い、ミルクやおっぱいの量がまちまち、などがあります。

泣く赤ちゃんを前に、おっぱいを出したりしまったり、作ったミルクを捨てたり足したりするお母さんの困惑顔が目に浮かびます。

赤ちゃんには生まれたときから個性がありますから、温かいミルクを好む赤ちゃんもいれば、冷める寸前のミルクしか飲まない赤ちゃんもいます。

ミルクを吐くことも噴水の様に吐くのでなければ病的とは思えません。飲みすぎているからタラリと出てくるのか、あせって飲んでむせているのか、様子を見ながら対処していけばそのうちにこつがわかると思います。

授乳中に寝てしまうことも、手を握ったりホッペをつついたり赤ちゃんに刺激を与えつつ眠らさないような方法を用いれば解決すると思います。

それでもなお、眠ってしまってミルクを飲まないようであっても、一定した経過の時間にお腹が空いて泣く場合は、病的な問題はないと考えて、赤ちゃんのリズム(少ししか飲めない、時間が空かない)にしばらくは付き合ってあげていただきたいと思います。

赤ちゃんもこの世に出てきて必死に自分の個性を確立しているところなのですから。

ゲップは背中をたたくよりも背骨にそってウエストの辺りから肩甲骨の辺りまでをなで上げていくと、意外とすんなりと出ます。ミルクを飲むことが上手で空気をあまり吸わないで飲めている赤ちゃんは、コポッという小さなゲップ一つで終了の場合もあります。

赤ちゃんのゲップを出していると自分のゲップが先に出てしまう、というお母さんもいらっしゃいますね。「ママのゲップが先に出ちゃったねぇ」といいながら笑いあって、何事も時にはアバウトで良し!として過ごしていただきたいと思います。

3、生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの悩み「発達の不安」

発達不安の悩みは本当に多いです。何しろ言葉を使えない赤ちゃんですから、予測してあげなければなりません。予測は短期間予測から将来にわたって大丈夫だろうかという長期予測までしなければなりませんね。お母さん業は大変な事業だと思います。

発達不安には、首のすわりが遅い、あまり笑わない ・抱き癖・寝ぐずり、夕方ぐずり・股関節の開きが悪い・うつ伏せをさせると大泣き! ・奇声のような声を出す・指しゃぶりをやめさせたい……などなどが、生後6ヶ月くらいの赤ちゃんの子育ての悩みです。この中から、おしゃぶりと泣き叫びを取り上げてみたいと思います。

4、赤ちゃんに多い習慣「指しゃぶり」どうして?

赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいる頃から、実は指しゃぶりをしています。口で何かを探して吸いつく!というのは哺乳類として生きていく本能ですから仕方がないといえるでしょう。

人間の赤ちゃんも生まれてすぐはまだ目が見えませんから、与えられた目の前のものに吸い付いて命を繋ぎます。0歳児の頃は吸い付いてしゃぶるのは指でなくタオルの場合もあります。その赤ちゃんは吸い付きたい時にタオルがあって、それが安心感につながったのでしょうね。

親指ではなく中指に吸い付いつく赤ちゃんもいます。また、指は一本では足りない赤ちゃんもいます。中指と薬指を吸うので人差し指と小指がホッペにくっ付いて、邪魔そうに吸っているほほえましい形の赤ちゃんもいました。何かをしゃぶる、吸い付く原因は三つあると考えられます。

一つは本能から来ている空腹から。二つ目は眠りです。すんなりと眠れる日ばかりではなく暑かったり寒かったり、ミルクが十分に飲めなくて疲れてしまった後で、空腹感があるので眠れなかったり、眠くなる時にうまく眠りに入れない時にお母さんのおっぱいをもらっていると同じ状態になれるように、チュクチュクと吸います。三つ目は心の安定を求めている時です。

一番安心できる状態に自分の心をもっていくためにおっぱいを吸うのと同じ、擬似感覚を親指に求めているのですね。いわば精神安定剤の役目ですね。

空腹はとも角として赤ちゃんが心を落ち着かせて安定したい、おっぱいを飲んでいるような安らぎ感が欲しい時に、指しゃぶりが始まるようです。

5、指しゃぶりの害は

何歳まで続けていたかにもよりますが、指をしゃぶり続けることで成長の妨げになることはいくつかあります。

1,2才の頃までしゃぶっていたとすると、吸いダコができて指の先の一箇所の皮膚が固くなって盛り上がります。口の中で舌を使って擦りながら吸いますので刺激を受けた皮膚は固くなってしまいます。吸う力が強すぎると爪が変形する場合もあります。

1,2才の頃までに指しゃぶりをやめる事ができれば、皮膚も爪も元通りにはなりますが、冬などは吸いダコになった部分が乾燥で割れて血がにじむこともあります。

3,4歳になってもまだ続いているようであれば、歯並びや受け口などのあごの骨格形成にも影響してくるようです。

6、指しゃぶりは自然に卒業できるの?

自然に卒業できる場合とそうでない場合があります。

自然に卒業できる場合は、指など吸っている場合ではないくらい赤ちゃんが「おもしろいことがいっぱい!」とか、「お母さんお父さんに抱っこをいっぱいされて安心いっぱい!」とか「お腹いっぱい!」とか、「いっぱい感」をいっぱい持っている赤ちゃんは自然に卒業できるようですが、ストレスがあったり、食が生まれつき細くて十分におっぱいを飲めないような赤ちゃんは指しゃぶりが定着します。

定着したら何かしらの促しや、何かしらの強硬手段を立てないとやめられないこともあります。特に自我が発達してくる4才前後がやめさせられるかどうかの境目のようです。

自我が発達してもやめられない場合は、「駄目よ」と言われるのはわかっているので、片方の手で隠して吸ったり、テーブルの下にもぐってチョコッと吸ってきたりします。

駄目よ!の叱責でやめさせなければならない年齢まで指しゃぶりを引っ張ると、性格形成にも影響してくると思いますので、できれば自我が発達してくる4歳前にはやめさせたいものです。

一方、生まれてからすぐに吸いだす赤ちゃんでも、ハイハイなどする頃にはすっかり忘れて指を吸わない赤ちゃんになっていく子もいます。
自然にやめる場合もありますが、それは少数派です。

指を吸っている時に何気に吸っている方の手におもちゃを持たせて吸わせないようにした、というお母さんの努力が実っているケースもあります。

指は吸わないけれども、なんでも口の中に入れて確かめたいベロベロマン赤ちゃんもいます。このような場合でも「お口だめだめ!」というとそのうちになめなくなります。

習慣を付けてあげる、つまり躾のことにもなりますが、毎日毎日の習慣を積み上げて、子育ての終点である社会に送り出す「人」に、ならせていくところが子育ての醍醐味でもありますので、なが~く続く子育てに、力尽きることなく、指しゃぶりをやめさせる方法も、あれこれと試行錯誤が続いてもめげないでいただきたいと思います。

7、おしゃぶりの器具はどうなの?

おしゃぶりの器具を赤ちゃんの口に入れさせたことには、いろいろな理由があるようですね。指しゃぶりは不潔で嫌だから。指しゃぶりはやめさせようと思っても指を切るわけにはいかないが、指しゃぶりなら捨てられるから。

年子で下の子が生まれて上の子の面倒を十分に出来なかったので。いろいろな意味で精神安定にいいと思ったので。外人の子どもは多くおしゃぶりをしているので、あまり考えないで育児グッズの一つとして与えた……などなど。

精神安定などのプラス面は多少あるようですが、それでも指しゃぶりと同様に歯並びに影響したり、虫歯になったり、精神的にそれがないと落ち着きのない子になったりというマイナス点も見られますね。

プラス意見としては鼻呼吸ができる、精神が安定するなどがありますが、子どもは社会人にするべく育てているものですよね。

子育てに悩んで迷ったら基本的に「これが社会で通るのか」、という設問をしてみると良いと思います。おしゃべり好きの部長さんはいらっしゃるかもしれませんが、おしゃぶりを携帯している部長さんはいらっしゃらないと思いますよ(笑)。

2歳前くらいにおしゃぶりを外したいのであれば、辛子を塗る、酢を塗る、空気穴をいっぱいつけてしまって、吸っても楽しくないようにする、などがあります。

3歳前後になってくると理屈もある程度わかりますし、大人の会話も一部理解できるようになりますので、自分からゴミ箱に捨てさせる、あるいは過って捨てられてしまったことにする。明日ドラッグストアにおしゃぶりを買いに行こうといえば、同行する。売り場ではわざとないほうに行きあきらめさせる、などがあります。

その代わり、多く抱きしめる、しばらくは多くの本を読んで寝かせる、またはおしゃぶりの替わりに抱きしめられるぬいぐるみを渡す。

お母さんとお話をしながら精神の安定の継続を図る、などなどの対処がありますが、生まれてからチュクチュクと気持ちよく吸う習慣だった大事なおしゃぶりを、子どもは手放したのですから、その心の寂しさをどうぞ汲んであげてくださいね。

8、赤ちゃんに多い習慣「黄昏泣き、グズグズ泣きなど」生後6ヶ月頃の場合

眠たければコテン!と寝てくれたらいいのに、さんざん大泣きしなければ眠らない……ああ、またうんざり。夕方になるとグズグズグズグズ。夕食を作らなければならないのにイライラする。

おんぶすれば眠るのだけどこの夕方に寝かせたら、夜の12時は覚悟!背中から降ろせば泣く!あぁ……。ジレンマのお母さんは多いと思います。本当にコテン!と寝てくれたらどんなにか楽でしょうか。でも生後六ヶ月の赤ちゃんにはこの世で初対面となる音や映像やビックリの出来事がまだまだ多くあり、不安な気持ちになることも多く泣きます。

唯一安心できるのはお母さんの匂いと声と肌の密着です。お母さんに抱っこされたとたんに、良い笑顔になります。知り合いのお祖母ちゃんは娘さんの赤ちゃんを預かる時には娘さんのTシャツを置いていってもらうそうです。赤ちゃんはそれを抱えながら眠るとか。

夕方の頃に泣くのは日本では黄昏泣き(たそがれなき)といいます。外国では「コリック」といわれているそうです。

黄昏泣きの原因は解らなかったそうですが、近年は解明されてきました。人間には交感神経と副交感神経があります。昼間は元気に活動でき(交感神経)、夜はリラックスします(副交感神経)。

これは体内時計によって管理されていて夕方頃に入れ替わるようになっています。赤ちゃんはまだ小さいのでこの入れ替わるスイッチがうまくいかず、つまり入れ替わる夕方に、スイッチがうまく入れ替わらない!と泣いているのが黄昏泣きというわけです。

このスイッチ交換は大人になっても時々崩れることがありますね。大人ですからまさかの黄昏泣きはしませんが、不眠だったり落ちつかなかったり落ち込んだりします。自律神経失調症と呼ばれています。

赤ちゃんは昼夜のメリハリがついてくる生後6ヶ月らいの間には、このスイッチ切り替えが上手にできるようになります。生後6ヶ月を過ぎても黄昏泣きがあるような場合は、ああ、今日はスイッチがうまく切り替えられなかったのね、とお母さんのほうがリラックスしてみてあげてくださいね。

黄昏泣きはどちらかというとめそめそ泣き、夕方ぐずりのようなものですが、耳に耐えられない大泣きが、子育ての悩みの種になることがあります。

腹筋や横隔膜が発達してくる生後6ヶ月以降に赤ちゃんの声はどんどん大きくなります。自己主張も出てきますし、お母さんが横にいる気持ち良さと、居ない不安感も解る頃です。ちょっと席を離れただけで大泣きの後追いなども、赤ちゃんのそんな気持ちからです。

泣く事でしか訴えられない赤ちゃんは泣くことは一所懸命生きていくことの一つでもあります。抱っこ、オムツ、空腹、ゲップ、喉の渇き、暑い、寒い、かゆいなどがないのかを、一つずつ消去していくことがまずは第一です。

その上で泣くようでしたら、お腹が痛くてエビのように体を曲げて泣いていないか、喉や頭や耳のあたりに何か異常があって、その近辺をかきむしっていないか、ほっぺが赤く発熱をしていないかなどの観察も必要です。

現在の症状は何もなくても体のだるさ異常を訴えて泣き、
夜になると高熱が出る、という前触れの泣きもあります。

泣きにはお母さんとして観察が必要です。異常が認められなければ、抱っこをするだけで心が満たされて泣かなくなることもあります。

9、赤ちゃんに多い習慣「キィーという泣き叫び!」生後12ヶ月の頃

赤ちゃんがお誕生日を過ぎてくると言葉の数がどんどん増えますが、まだ一語文です。例えば「バー」は「バナナだね」「バナナ食べたい」「バナナの絵が本に出ていたよ」など、「バー」一語でいろいろな意味を持っています。

その意味がうまく伝わらない時に「もうぉ~解らないんだからぁ~ギャァ~」と泣くことになります。

また記憶も脳の中に溜めることができるようになり、お菓子の空き箱を見て、昼間のおやつに食べたお菓子を思い出し、それが欲しいと泣くこともあります。

感情も発達してきますので、すねたりもします。また独占欲や好奇心も強くなりますので、欲しいと思ったステキな音の出る新聞紙をつかんだら放さず、取り上げるとキィキィ、ギャン泣きになります。

言葉がどんどん発達してきたりベビーサインなどがお母さんに通じたり、意志がうまく伝えられる様になると普通の泣き方は収まりますが、その後は個性の問題になります。

兄弟の位置関係も関係してきます。泣いて主張しなければならない位置にあれば、普通に泣いてもわかってもらえない場合や、自分の思うとおりに兄弟間で遊べない場合は、やはり大きくキィーキィー泣くしかしょうがない日常といえます。

また、人は自己の確立をしなければならない時期があります。自分を確立する、つまり自己主張です。我を強く出します。まだまだ赤ちゃんですから自分の利益になることが優先です。利益になる心地よい、手に入れたいなどの我を出して、我慢がありませんから、これもまたギャンギャン泣きとなり子育ての悩みになりますね。

ギャンギャン泣きの頃は、それでもまだまだ気分転換をすることは簡単です。外の風に当てたり、ちょっと違うオモチャを何気なく目の前に置いたり、全く関係ない手遊び歌を歌ったりすれば、赤ちゃんはふと正気に戻り母さんのほうになびいてきます。

もう少し大きく2才近くになるとギャンギャン泣きを通り越して癇癪(カンシャク)を起こして泣き叫ぶ様になります。

大人社会には「癇(カン)にさわる」「癪(シャク)にさわる」ということがありますが、この言葉を二つ合わせると癇癪(カンシャク)となり、子どもでも癇癪を起こします。

癇癪の原因は記憶力の発達と自立心の芽生えですから、お母さんはよい発達過程をしていると、ゆったりと構えて対峙してあげましょう。

2才頃になると予測や記憶の層が厚くなるので(まだまだ自分にとって都合のよい記憶ばかりですが・笑・)、お母さんがビックリするほど詳細な記憶を持てるようになります。

大人の真似をしてハサミを使おうとして、想像したように使いこなせない自分にイライラします。
また靴下の絵が気に入ってそれをはいた日はすごく楽しかったことを覚えていれば、その靴下を必死で探して、なければ癇癪です。

お母さんは「どれでもいいじゃない!」と当然言いますが、阻止されたこと、そのために靴下がはけなかったことで失望感が募り、それを怒りで表してきます。しかし、大人のように根に持つ怒りとは違い、思うようにならならかったことへの単純な抗議です。

子どもへの気分転換は全く違う話題に振ることが効果的です。ハサミが、靴下が、と癇癪を起こしているそれはそれとして、それを諌めたり、言い含めたりせずに「あら!空を今アンパンマンのようなものが飛んだ!」「あら、ママの背中に今蝶々が止まった!」、と全く関係のない事を言います。

靴下を探しているのであれば、ほかの靴下の中にミニカーを隠して「さあ、どの靴下に車がかくれているかなぁ~~」などとゲーム感覚で誘ったりします。

子どもの気持ちを和らげる言葉をかけると、意外とあっさりとハサミも靴下の件もひとまずはどこかに飛んでいってしまうことがあります。もちろんぎゅっと好きだよ!と抱きしめることも有効です。

10、育てにくい子!と思っても、それは自我の発達で喜びごと!

子育ての悩みを適切に対処していく日常が積み重なっていくと、そこに習慣が生まれ、さらにそれらの良い部分が積み重なっていくと躾になって行きます。

「おはよう」「おやすみなさい」「はい!」などの促しも単純に躾ていく事柄ですが、それでも月齢が上がってくると単純にはいかなくなります。食事のマナーが悪くなったり、大声出せば無理が通ることがあったり、どこかで覚えた「バカァ、オシリ!」を連発したりするようになります。

悩みながら子育てしていく間には、一度や二度は、育てにくい子!とお母さんは思うでしょう。でももう一度思い返してみてください。育てにくさは「成長の証で、自己を確立していかなければならないための、自我を獲得中の頑張っている現れなのだ!」と。

躾は単によい習慣をつけたり、何かをさせるために促したりするばかりではなく、家族の中であれば家族との信頼・上下関係を学び、社会に出れば他者との信頼関係を学ぶ源になるものです。

躾がきちんと備わっていればいろいろな場面でコミュニケーションがスムースにいき、社会に出たときの対人関係も美しい流れになっていきます。

コミュニケーション力を養う出発点は0歳のお母さんとのやり取りから既に始まっているのです。子育ての悩みは多いことと思いますが、我が家流でよいですから、規則正しい生活習慣をめざして、赤ちゃんの要求を汲み取り、信頼関係を築いて躾の土台作りをしていただきたいと思います。

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