子育ての悩み「パパ嫌い!の理由とその対処方法」

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――目次――

1、パパ嫌い!
2、「ママ至上主義」は安定して発達していくための栄養!

3、「パパ嫌い!」は一つの通過
4、通過点とはいえ「パパ嫌い」が定着してしまうことも

5、「パパ嫌い!」と言われる前に、マメに体を動かす
6、「パパ嫌い!」と言われる前に、ママのよりよい助っ人になる

7、ママと相談をしてパパのやれることを決めよう!
8、それでも「パパ嫌い!」と言われたらうまく返す!
9、大きくなった子どもたち100人にリサーチした「こんな父が好き」

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1、パパ嫌い!

「パパはあっちへ行って!」「パパ 嫌い!」「こっち向かないで」「汚い」とはっきりと言葉で拒否されたり、
ひどいときには「足蹴り」「つねられる」「ぶたれる」などの行動をされたりしたことが、子育て中のパパにはありますよね。

さらにママが、「パパにごめんなさい、と謝りなさい」とパパの前に連れてきても、顔を背けるだけ……子育てに参加したいとおもっているパパは悲しくなるばかりです。どれだけ嫌われているんだろう、と双子のように仲が良いママとわが子を見ながら、パパ嫌い!といわれたパパの悩みは深刻になるばかりですね。

子どもにくっつきたい、子どもの可愛い手を握りながらパパだって添い寝をしたい!そう思うパパですが悩んでしまいますね。どうしてパパが嫌いなの?どうしてパパになついてくれないの?どうしてママばかり……?どうして……

2、「ママ至上主義」は安定して発達していくための栄養!

でも大丈夫ですよ。子どもは心の底からパパが嫌いじゃないですよ。安心してください。パパよりもママのほうが<今は大好き>という時期の問題なのですから。

乳幼児時代は本能で生きています。一番安全で安心で気持ちが良かったのはママのお腹の中にいた時ですね。ママの心臓の音を聞きながら羊水に揺られて安心して発達をしていました。

生まれた後もママと何とか一体感を保ちながら安定の中で過ごそうとします。それがママ至上主義となって現れます。ママとの中を誰にも裂かれたくない。ママがどうやらパパを好きなようだけど、それも許せない。何よりもママが好き、そういう時期なのですね。

その次に来るのが成長のために必要な第一次反抗期。大体は三歳頃から始まります。自立の芽生えですから避けて通れませんが、その自己確立の前には自分というものをしっかりとした安定の中で、十分に発達をさせなければなりません。

その栄養となっていくのが、「ママ以外はダメ」「ママでなければだめ」「ママを独り占めする」「ママ好き、パパ嫌い」という言葉で現れるママとの一体感、ママ至上主義なのです。

その気持ちは仕方がないですよね。ママのおなかの中で少なくとも10ヶ月は喜怒哀楽をともにして育った双子のようなものなのですから、ママとの一体感があるのは当たり前で、むしろ一体感がないほうが変なのです。

しかも生まれてから24時間体制で子育てをしているママには、パパは負けます(笑)。それも、ただ向き合っているのではなく、赤ちゃんの泣き声一つにも10通りくらいの解決策を瞬時に出せる技をママは持っているのです。

昼間に家事をしながらだって、子どもの顔色観察にはじまって、明日スーパーの売り出しのこと、パパのお弁当のこと、予防注射の予定、食器洗い機や洗濯機の残り時間などまでを同時にママは頭の中で考えているのですよ。パパにはできない芸当だと思います。

また、ママ以外はだめで、ママがいないと泣いて大騒ぎで、ママはトイレの戸は開け放し、ひどいときはヒザに抱っこしたままでトイレの用を足すことにもなります。

こうした後追い、ママ以外は駄目!のある種の人見知りは子どもの内面から言及すれば、「ママという安全安心な場所を確認しつつ自立への準備を始めている」ということになります。

子どもの成長にはママにしがみつかなければならない時期があるということなのですね。

子育てでなんとかなついて欲しい、子育てに何とか参加したい、嫌われたくない、と悩んでいるパパは多いと思いますが、以上のような理由ですから、この時期にママと同じ土俵で勝負をしよう!というのは所詮無理だということがお解りいただけたと思います。

「パパ嫌い!」と叫んでいる子どもも、やがてはママ一辺倒を卒業するようになります。あんなに好きだったママの言うことも聞かなくなり、
天邪鬼になり、妙に甘えたかと思うと、ママの嫌がることわざとしたりします。

駄々をこねる、という言葉がありますが、駄々、つまりわがままは自己主張の始まりであり、自立への一歩の兆しでもあります。

「パパ嫌い!」「パパあっちへ行って!」などの言葉自体も自己主張への駄々こねであるかもしれませんね。

子育ては本当に大変です。

3、「パパ嫌い!」は一つの通過点

子どもが安定したママとの関係から踏み出して、「パパ嫌い!」という頃は子育ての一つの重要な通過点です。反抗期の始まりでもありますが、自立への一歩を踏み出す大切な時期でもあります。

この時期は親子で乗り越えていかなければならない子育ての一つの大きな山ですね。
子育てはいくつもの通過点をクリアーしながら、子どもは自己確立をして親は親業を成長させていくものなのですね。

ママとの大いなる一体感を脱した後の子育ては「親子としての距離を程よく保つこと」が重点になります。幼稚園時代、小学校時代、中学校時代と続いていきますが、通過点もその都度いろいろな形で訪れます。

親子としての距離を程よく保てるそれぞれの距離は、それぞれの親子の個性によって違うと思いますが、距離は当然にしてどんどん幅を広げていきますね。

「パパ嫌い!」も一生に渡ってパパを嫌いになることはなく、一つの通過点として「パパ嫌い!」の時期も、実は子育て時代にはなくてはならないもの、ということなのです。

そんな通過点ですが、通過点になれずに悪い印象としてほんとうのパパ嫌いが定着してしまう可能性もほんの少しですがあるようです。

4、通過点とはいえ「パパ嫌い」が定着してしまうことも

俗説かもしれませんが、赤ちゃんが好きなのは丸いおっぱいに似た形と言われています。人気のあるアンパンマンもドラエモンも丸いですね(笑)。子どもの好む顔は丸顔で目が垂れていて口が笑っている人、という傾向がありますね。

反対に嫌われやすい人は、髭、メガネ、大声、怒った顔のような人でしょうか。

中でも大声は笑い声だったにしても子どもは「怖い」という印象を持ってしまいます。夫婦喧嘩などもっての他で、荒げた大声に怒った鬼のような顔!そのような現場を子どもに見せたら、子どもは子育て時代はおろか100年間もパパ嫌いになるでしょう。

また子どもは敏感ですからママがパパに抱く感情と同じ感情を、父親に対して抱くようになりますから、日頃「パパいやあねぇ、こんなところにこんなもの置かないで」とか「パパのパンツ汚いからこっちの洗い籠に入れて、って言ったでしょ!」というママの言葉を聞いただけで「パパ嫌い」に直結する場合もあります。

子育ての中でママの愚痴が出やすい心情は察知しますが、ママの言動が「パパ嫌い」を導き出している可能性も否定はできません。ママは気をつけましょう。

パパの子育てへの関心が低いとしたら、それも子どもは敏感に感じ取ると思います。

子どもと遊んで子育てに参加している振りをしないとママに怒られる、と義務感で子どもに接しているとしたら、子どもの方でもパパはきちんと遊んでくれないと敏感に察して「パパ嫌い!」「パパあっち行って!」と本気で言う様になってしまうことも否めません。

その他に「お子様のようなパパ」がたまにいますね(笑)。パパという自覚よりもママの子どもになりたいパパです(笑)。

そういうパパは子育て中も大人にはなれなくって、TVの時代劇を怖がる子どもを尻目に見ていたり、オムツのウンチは絶対に替えなかったり、家庭生活のルールを破って、子どもの前で立ち食いをしたり、自分の手順で子どもを無理やり遊ばせたり……

「通過点のパパ嫌い」ではなく、パパ嫌いが根付いてしまいかねない「お子様的なパパ」がいたら、やっぱり少し反省してほしいです。

5、「パパ嫌い!」と言われる前に、マメに体を動かす

子どもは敏感な生き物ですから大人が思っている以上にいろいろなことを察知します。ただ小さいので語彙が少なく言い回しも下手なので、理解したことを大人に伝えられないだけなのです。

子どもは面倒くさそうに子育てに参加してくるパパを見抜き、(本気で遊ぶ気がないなら)「パパ、あっち行って!」「パパ嫌い!」となってしまいます。

楽しく遊ぶコツはママにわが子のマイブームをリサーチしておくことです。ボール遊びならどうやって投げているのか、どうやって受け取っているのか、何をしたらキャキャという笑い声になるのか。

粘土遊びでも折り紙遊びでも、動物作りに凝っているのか、お菓子作りに凝っているのか、切り紙に凝っているのか……いろいろありますよね。

ママの側も公園の砂遊びはパパでないとできないとか、ケッタはパパと一緒でないと無理とか、このおもちゃはパパでないと組み立てられないとか、パパでないとできないものをたくさん作るとよいですね。そうするとパパと子どもの世界が出来上がってきます。

子どもは単純なことの繰り返しが好きです。子育て中の遊びは単純な繰り返しごとが多いです。するとあくびが出ますね。でも我慢しましょう。仕事が忙しかった週末でもあくびをしないで投げやりにならないで一緒に遊びましょう。

ここで居眠りしてしまったりしたら、「パパ嫌い!といわないでなついてほしい!」という子育てパパの悩みや愚痴を言うこと自体を慎まなければなりませんよ。

子どもは勘が鋭いですから(ママと一緒です・笑・)、イヤイヤ遊んでくれていると思うとすぐにパパから離れていきます。短時間でいいから真剣に遊ぶことをお奨めします。

子育ては根気と体力。仕事のほうが楽……そうですね。そういう風に思うことは正しいです(笑)、そういう子育てを逃げることなく24時間態勢でのぞんでいるママにも、少しでいいから感謝と尊敬をしましょう。

6、「パパ嫌い!」と言われる前に、ママのよりよい助っ人になる

「パパ嫌い!」と言われないためにの近道!名案!即効薬!はありません。けれども「ママのよりよい助っ人になること」で、子育てパパの悩みを解決する一つの手段にはなりそうです。

子どもはママ至上主義でママとの一体感を常に求めて、そして子どもは世界の誰よりもママが大好きです。ママの敵は即刻倒しに行きたいくらいです。その代わりママの味方は自分とも友好関係と考えています。

ママと楽しく会話をしていると子どもも入ってきます。パパがママを大事にして、ママもパパを大事にしていると友好関係はその三者間で充実します。

子どもは小さいので言葉の深い意味は理解できません。でもニコニコと笑ってパパがママの話にうなづいているのを観察して、ママと同じようにパパにも友好関係を結んでくれるのだと思います。

パパが朝、会社に行く時にママは「パパお仕事がんばってね!」と言いますね。パパは「はい!」とだけ言って出社していませんか。その時にパパも言いましょう「ママも子育てがんばってね!」。ママいい気分。子どもはその会話を聞いていて、パパもママと同じ目線だと親近感を抱くはずです。

7、ママと相談をしてパパのやれることを決めよう!

ママは体調がどんなに悪くっても子育ての放棄はできません。有休もありません。イライラしてもカリカリしても子どもの世話はしなくてはなりませんね。

パパは仕事があるから仕方が無いのですが、時には仕事をしているほうが楽だという事もママの側にはあることをお忘れなく。家にいて、子どもと一緒にお昼寝できるから、と内心チラリとでも思っていたとしたら、それはとんでもない!ことです。それですから、パパができる時だけでいいという条件で子育て助っ人のお手伝い項目をママから貰いましょう。

「お風呂に入れる」「寝る前の絵本の読み聞かせ」「家の周囲で自転車の練習」「パパと2人でビデオを借りに行く」「牛乳を買いに行く」などなどがありますよ。

体を動かすことが子育ての基本。「パパ嫌い!って言われるのは嫌だ」「なついてくれない!」子育てパパの悩みを言っている暇があったら、
まず体を動かしてください。

子育て助っ人として体を動かしたら動かしただけのメリットが、きっとパパのほうにも舞い降りてきます。

パパとつないだ手のゴツゴツとした感じ、パパと道で指差した車の名前なども子どもの脳に印象深く残ることでしょう。パパのイメージも温かく子どもの心に残りますから、長じて家庭内暴力などないだろうし、もっと長じてパパがおじいさんになったら老人を大切にする子どもに育つでしょう。

世界で一番かわいそうなパパは子どもがちょっと大きくなった時に、「さぁ、手がかからなくなった頃だから、遊んでやろう!」と思っているパパです。チラッとでも思っていたら猛省してください。

とりあえず以上のような態勢で望めば、ひとまずはパパのやる気も出て「子育てパパの悩み・パパ嫌い!の第一段階は解決できると思いますよ。

8、それでも「パパ嫌い!」と言われたらうまく返す!

パパ嫌い!と言われたら上手にユーモアで返すことが、子育て中のパパの力量となります。

もうお解りのことと思いますが、嫌い!という言葉を、大人世界で使っている嫌いと同一化しないことが肝腎だからです。子どもが「嫌い!」と表現した言葉の中には状況によって使い分けられている意味がたくさん内在しているはずです。

それを汲み取れないで、パパ嫌い!と言われて真に受けてムッつとするパパは、子どもより幼いパパということになります。ママからは子育ての力量が一ミリもないパパというふうに見られてしまうでしょう。

ユーモアで切り返すことはそんなに難しいことではありません。

「そうか。嫌いなのかー。パパは大好きなのに残念だ」と言って、肩をガックリ落としてみせて、両手で顔を覆って泣いて見せる演技はいかがでしょうか。あるいは、「しょうがないなぁ、パパ嫌い!って言うなら、パパ一人でこのおもちゃで遊ぼう!」と言って、ミニカーを並べる。折紙を出してくる。トランプを出してくる。新聞紙、セロテープを出してきて工作をする……。

パパ嫌い!といわれたことなどなかったかのように(笑)、
ユーモアで切り返しながら場面展開を素早くしていく。言葉で行動で。パパ自身も傷つかないように。

9、大きくなった子どもたち100人にリサーチした「こんな父が好き」

「パパ嫌い!」が本当に嫌いでないことはもうお解りいただけましたね。

パパ嫌い!は一過性のものですが、子育てを成人式までのことと考えると、パパ嫌い!の意味がグレードアップして何度も訪れること、パパ嫌いが本当に子どもの心に定着してしまう場合だってあることもあわせてお解りいただけたと思います。

子どもはやがて大きくなっていきます。自然と子育てが終了します。そして大人の関係で家族が構成されていくことになります。

さらに子どもたちが結婚をして生まれた家から独立していきます。その頃に、「お父さん大好き・それでもお父さんが好き・だからお父さんが好き」と思ってくれたら、お父さんの子育ての努力が報われるというものですね。

大きくなった子どもたち100人にリサーチした「こんな父が好き」をお伝えします。

社会情勢や政治経済・日本の歴史・世界の歴史に詳しく、漢字を訊くと一緒に調べてくれた/読書家なところ/母自身が父を尊敬して母は父をよくたてていた/ブレない軸を常に持つっていた/清潔で綺麗好きなところ/自立の芽を「心配だから」という親の我儘で摘まなかったところ/

「保護」という名の「支配」をしなかったこと/家事をこなし嘘をつかない直球の父/約束が守れなかった時は素直に謝る/怒って言い過ぎた時、素直に謝る/母を一番愛してること/骨身を惜しまず朝早くから夜遅くまで働いている父/大学に落ちたけど怒らなかった父/学費や下宿代に困らない生活をさせてくれた/

高校時代は過干渉されて、とてもうざったかったけど、母の「お父さんは貴女がとても好きなのよ」という言葉に数年後は父が好きになった/兄弟間の差別をしなかった/子どもをきちんと教育してくれたこと。将来を見据えて勉強を叩き込んでくれたこと……反発もしたけど今ではありがたいと思っている/

食事や挨拶に厳しかったけど今では感謝している。マナーの悪い友人を見ているとかわいそうだと思い、父をより尊敬している/おしゃれと向上心/母親を大事にする父親/

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