1歳半で断乳失敗! 卒乳を待つ? おっぱいの悩みの数々

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1歳児後半の子育ての悩みにおっぱいを終わりにしたいのに方法が分からないというのがあります。

あるいは、断乳に失敗してしまった、卒乳を待っているけれどもおっぱいにぶら下がるようにしても飲むわが子!という、この時期のおっぱいに関する悩みがもろもろ発生してきます。

夜中に寝ているお母さんによじ登るようにして吸っている3歳児もいますし、理由があって辞めなければならない0歳児の親子もあります。

断乳や卒乳の時期はこの年齢までには是非!と決まっているわけではありませんから、全体的に見ておおらかな経過でいいと思いますが、ここでは1歳児の後半にはおっぱいを終わりにしたいんだけど、なかなかうまくいかないな、悩んでいるお母さんに向けて、「断乳」についてお話をしたいと思います。

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1、おっぱいを終わりにしても良い1歳児の様子

おっぱいを含ませるお母さんは慈愛の表情で、それを吸う赤ちゃんの視線はまっすぐにお母さんを見つめて、お互いに信頼感でいっぱいの授乳タイム。

お母さんの、しこりになっていた固いお乳がとろけるように溶けていく授乳時間。親子にとってこれ以上の至福の時はありませんね。

授乳期間はいつまでも続いてほしいものですが、成長につれて、卒乳(おっぱいが出なくなり、あるいは子どもがおいしそうに飲まなくなり、自然に授乳が終わること)や、断乳(親子の何らかの都合・事情によって計画的におっぱいを辞めること)の時期はいつかはやってきます。

ちなみに断乳という言葉は現在の母子手帳には載っていません。あえてひどく断つこともない、という意図があるようで、「離乳」という言葉になっています。

離乳という言葉は離乳食と混ざりますので、ここでは断乳の言葉を使いたいと思います。断乳をするのであれば、もう一つ大切なことですが哺乳瓶からの卒業。これも同時に目指したいところですね。

断乳や卒乳の時期は年齢が決まっているわけではないとは言え、1歳児後半の子育ての悩みの中に、どうやって断乳したらいいのかしら……という悩みが多いことも確かです。

健康的に成長していれば次のようなサインが現れてきます。その頃に断乳を考えられたらいかがでしょうか。

①、しっかり歩く事ができていて、外遊びも多くなっていること。
②、歯が臼歯まで生えていて離乳食の3回食が始まっているか、あるいは完了していること。

③、ストローやコップが使えて、できれば牛乳が飲めることなどがのぞましい。
④、ある程度の言葉、待ってね、あとでね、だめよ、どうぞ!などが理解でき始めたら。

また、不健康というわけではありませんが、健やかな育ちに悪い影響があることのサインが見られるので、そろそろ断乳に踏み切った方がいいのでは?と思えるサインもあります。

1、おっぱいに執着して何かと求めてダラダラと吸い、吸えば出るので満腹感のときが多く離乳食が進んでいかない。
2、夜中に1時間ごと起きておっぱいを求め、少し吸ってはウトウト、乳首が離れると泣くなどの依存性が始まりそうな場合。

2、おっぱいを終わらせたいお母さんの事情もあります。

断乳に踏み切るにはお母さん側の事情もありますね。生活方針や生活事情、病気の治療、または女性としての生き方などです。お母さんが倒れてしまっては元も子もありませんから、割り切ることもいいのではと思います。

①、歯が生えてきて噛まれ痛みに耐えられない。傷が治らない
②、ストレスで病気になるのを防ぐため、夜はぐっすり眠りたい

③、職場復帰し、子どもを保育園に預けるから
④、妊娠している

⑤、風邪・アトピー・歯痛などの薬を飲みたい
⑥、お酒やカフェイン類などをそろそろ飲んでみたい
⑦、おっぱいの形が不ぞろいになってきた

このほかにも断乳への理由はあると思いますが、子育ては完璧に出来るものではありませんから、どの道をたどっても迷ったり後悔したりすることはありそうですよ。

お母さん自身も社会の中で爽やかに生きて行く必要がありますから、そろそろ自分の事を考えてもいいかと思います。1歳児の子育ての悩みはいろいろあると思いますが、断乳に関してはあまり深刻にならずに、いよいよその時がやってきた!と、腕まくりして進んでいきましょう。

3、断乳スタート!季節をしっかり選ぶ

卒乳は自然に止まって、あとは乳腺の中に残っているおっぱいをきちんと絞ってもらって、それで終了!です。けれども、断乳は順調に出ているおっぱいを急に止めるのですから、赤ちゃんの混乱対処に加えて、お母さんのおっぱいのケアにも時間が十分に必要になってきますね。

おっぱいケアは時間を待ってくれません。乳腺炎になって高熱が出れば入院の事態にもなりかねません。
おっぱいが命になっている1歳児なら、3日3晩泣き続けられる覚悟もあわせて必要になってきます。

その間はお父さんや祖父母、周囲のフォローは必須です。断乳をスタートから3日間のうちは土日にあたるようにして、その後のおっぱいのケアーに要する日程など、考慮する必要があります。

胸が岩の様な固まりなって激痛で子どもを抱っこすることなどできないこともあるでしょう。家事もできない!夜も眠れない!という最悪事態を想定して、実家の母親の空き時間なども探っておいた方が万全かもしれませんね。

断乳には気候を選ぶことも大事です。夏は体温が上がるので水分が余計に欲しくなります。水分を取ればおっぱいの分泌量も増えます。断乳でおっぱいを飲めない子どもの脱水も心配になります。

また冬は風邪などのリスクが多いですし、おっぱいが欲しくって泣き出す子を寒い夜にあやすのも大変です。春や秋の気候が良い時期のほうがスムースに行きます。

春は大型連休もあります。秋には国民の休日として連休が確保されていますし、何かと祭日行事も多いです。春か秋の断乳決行が望ましいと思えます。

あっそれから忘れがちなことを二点。

一つは冷却シートの用意。吸ってもらえなくて溜まって固くなって、熱を帯びていくおっぱいを冷やします。もう一つは断乳を決めた頃からでいいのですが、脂っこいものやアイスクリームなどの高カロリー食品を避けること。乳管がつまらないようにするためです。

4、断乳は数日で完了を! 準備段階として飲ませる量や回数を減らす作戦

断乳はお母さんにとっても1歳児にとってもストレスとなります。ストレスがいきなりこないように、まずは一週間ほどかけて飲ませる量を減らしていきましょう。

もう少し飲みたいだろうな、と思うところでおっぱいを止めてみます。もし泣いたら、外へ連れ出して遊ばせたり、おやつをあげたり……気持ちの切り替えをします。

回数も減らします。おっぱいは全部吸い出されないので補充の量も減ってくる可能性もありますが、まだまだ潤沢に出るおっぱいでしたら飲み残しがありますから、その場合は手絞りでいいですから乳腺はきれいにしておきましょう。

この断乳への準備段階でなんとなく卒乳できてしまうことも、まれですがあります。そうそう、断乳の時期は代わりの水分を与えることをお忘れなくね。

そしてもう一つ忘れてならないのは子どもへの言葉かけです。そろそろおっぱい終わりにしようね、明日で終わりだよ、今日でおっぱいバイバイだよ、言葉がわかりはじめた子どもに言葉できちんと伝えておくことも大切です。

5、いよいよ断乳作戦!おっぱいに絵、辛子、わさび……

さてさていよいよ断乳です。親子で3日間は我慢です。おっぱい貰えない子どももつらいですけれども、岩のようにカチンカチンになっていく重い(ホントニ重ク感ジル)おっぱいを抱えるお母さんもつらいと思いますが我慢してください。特に夜は泣き叫ばれるとつらいと思います。

暴れられたら夜のお散歩に連れ出したり、窓を開けて夜の風に当てて気分転換したり、玩具で遊んだり、とにかく乗り切ることです。泣かれてあげてしまへば、泣いてゴンタをこねれば、何とかなるという習慣を子どもにつけてしまうことになります。

代わりにジュースなども上げない方がいいと思います。子どもは自分にとって都合の良いことは直ぐに取り込もうとしますよ。断乳はできたけれども次はジュースから引き離すのに苦労したという悩みも良く聞きます。

そして、おっぱいに絵を描きます。「おっぱいがバイバイね。お顔がイタイイタイだって」と子どもに言い聞かせます。

おっぱいに絵を描きながら涙が出そうになり、断乳はまた次回にしようという弱気も起きます。でもね、これから子育ての中でお母さんの強い意志で乗り越えていかなければならない事象が沢山出てくると思います。強い意志を持つ、そのトレーニングの第一歩と考えてください。

泣き叫ぶわが子と固く痛い胸とで二人で泣いてしまった経験が私にもありますが、本当に何度も心が折れそうになりますが、でも1日目の夜を乗り越えれば何とかなるものです。

残された苦痛の日数を思うより、乗り越えた半日、一日に自信を持って断乳の道を進んでいただきたいものです。

ちなみに辛子やわさびを塗る方法もありますが、断乳の頃の一歳から一歳半はもう言葉の理解ができます。おっぱいは精神安定剤の役目をしている場合もありますので、辛さなどで脅かすよりもきちんと説明をする方が良いと思います。

そして、おっぱいと決別をしてお気に入りのコップで牛乳を飲んでいる子どもを、最大級に褒めることもお忘れなくね。

6、断乳した後のおっぱいには

断乳を乗り越えて子どもは食欲も出て、夜も思ったよりグッスリ寝てくれるようになります。一方でおっぱいはそのまま落ち着いてはくれないことが多いです。張るからといって搾りすぎるのは刺激になってまた母乳を作る原因になってしまいます。特に乳頭やおっぱいの付け根への刺激は分泌を促すことになりますので要注意です。

絞らなければ絞らないでバスケットボールのようになってしまいますから、助産所やおっぱい外来できちんと終了へのメンテナンスをお勧めします。

断乳実行中では基本的には冷やすことですね。体温が温まるとおっぱいも出やすくなってしまいますのでお風呂もシャワー程度がお奨めです。

7、もしも断乳に失敗した時の対処は……

心を鬼にして頑張っても断乳に失敗することもあります。そんな対処です。
●春か秋への計画練り直し、入眠グッズ有りの習慣をつける。

●外遊びたくさんで疲れさせ、お昼寝を短く切り上げ、夜眠りやすくする。
●実家に帰って実母と二人体制でがんばる。

●離乳食をたくさん。
●3回に1回はおっぱいを減らし、お昼寝おっぱいを止める。夜だけにする。

●カレンダーに辞める日を決めて×印をつけて子どもも納得できるようにする
●3日3晩泣けばあきらめるとまずは母親である自分が信じる。

●あげたり上げなかったりしたことを反省する。
●ご飯を恐ろしいほど食べてくれてよく寝てくれるイメージをお母さんがしっかり持つ。

●2歳、3歳までおっぱいを飲んでも害ではないので、まずはおおらかに一度休戦する。
●おっぱいは精神安定剤と割り切ってゆっくりと行くことにする。

「断乳はしなければいけないのか」とお母さん自身が疑問に思っていると、うまく行かないですね。

3歳まで飲んでも害はありません(虫歯の対処は必要です。甘えん坊で育つことへの覚悟も。でももしかしたらとてもとても優しい子になるかもしれません)。

害はありませんが、まだ飲んでいるの?という世間の視線を嘲笑と感じるのであれば、毅然と鬼になって断乳に進んだらいいと思います。

育児はどの道、一本道ではありません。修正が効くものです。転んだら起きればいい……失敗してもそんなふうに進んでいかれる肝っ玉母さんであって欲しいと思います。頑張ってください。

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