ゼロ歳児の遊びやオモチャは集中力、観察力、達成感などを味わうアイテム!

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1、赤ちゃんの成長にとって必要なものは「食べること」と「遊ぶこと」


赤ちゃんが生まれると一所懸命おっぱいを飲ませますね。体重が増えると嬉しくなります。成長曲線という一つの目安がありますが、その幅の中に入っているから安心とか、低すぎるから心配とかを健診のたびに一喜一憂しますね。

ゼロ歳児も半年を過ぎる頃になると離乳開始の時期となり、お母さんはいろいろなものを作って食べさせて、大きくなるのがまた楽しみになります。このように体の成長は目に見えますが、さて心の成長となるとどうでしょうか。

オオカミに育てられた子どもの例をよく上げられますが、オオカミの環境で育てられた子どもは、人間であってもオオカミに近い人になってしまいますね。

つまり人として育ち行くためには、心にも良い栄養と環境が必要になるということですね。心が栄養失調にならないように、心に良い影響を与えてくれる心の育ちのフォローをすることも、食べることと同じくらいに赤ちゃん育てには重要なこととなります。

心が育って行くための0歳児の「オモチャ」や「遊び」のお話をしたいと思います。

2、赤ちゃんの遊ぶ興味や集中力は、大人になった時にも生きてくる!


眠っていることが多かった新生児の時期を過ぎると、ゼロ歳児の赤ちゃんはいろいろなものを見たり聞いたり出来るようになります。

聴覚的には風の音や大声や聞きなれないインタフォーンの音に驚いたり、また視覚的にもゆれるものを見て喜んだり不思議がったりします。さわったりなめたり転がしたりしてゼロ歳児なりの感覚をいろいろ体験していきます。

ゼロ歳児から子ども時代に体験する遊びやオモチャは、集中力、観察力、達成感、満足感、エネルギーの完全燃焼、人と渡りあう力の加減、上下の関係、いたわり、冒険心、楽しさの共有、状況判断、失敗、失敗から来る悔しさ、立ち上がりなど多くのことを養ってくれることになります。
これらの体験は全て人として社会で生きて行くときに必要なもので、しかも子どもの時代に試しておくことがとても重要です。遊んでばかりいてもいい時期の子ども時代。遊ぶことに一所懸命にならなければいけない理由があるのですね。

3、ゼロ歳児はオモチャの数よりも、周囲の大人の「遊ばせる力!」が重要


オモチャは与えればよいというものではありませんね。

オモチャというアイテムそのものに過剰な期待や評価は持たないほうが良いと思います。
例えそれが頭脳を開発するという流行のものであったにしてもです。

ゼロ歳児がやがて成長して、ピアノを買っても弾かなければ、弾く環境になければ、プラモデルを買っても工作苦手であったら、百科辞典をローンで買っても同様です。

「読んでごらん!弾いてごらん!作ってごらん!」では子どもは何の興味も示しませんね。オモチャを活かす環境や周囲の大人の感性があるかどうかです。極論を言えばオモチャなどなくてもガムテープ一つでも紙一枚でも遊べます。

ゼロ歳児の赤ちゃんなど紙をヒラヒラさせるだけでもクシャクシャと音をさせるだけでも、その紙で風を送るだけでもウヒャウヒャと喜んでくれます。

私の体験ですが、泣いている生後6ヶ月の長男にせんたく干しのピッチがいっぱい下がっているものを頭上で揺らしただけで、かなり長い間笑ってくれました。0歳児を取り囲む周囲の人々の「遊ばせる力」がとても重要ということになります。

4、「遊ばせる力!」にはどんなことが必要?遊ばせ方ってなに?


ゼロ歳児のオモチャや遊びに関して、周囲の人々の「遊ばせる力」がとても重要となりますが、そのためには遊ばせるための観察力が必要となってきます。

ゼロ歳児の赤ちゃんが今どのような状況にあるのか、寝返り、つかまり立ち、ハイハイか、歩き始めたのか、手先の使用はどの程度の発達段階に来ているのか、現時点の赤ちゃんが満足してもっともっと遊びたいと思っているものはなんなのでしょうか。

目の動きがまだそれほどでもないのに、すごく早く動くボールは無理でしょうし、ボールを転がせなくてただただなめるだけの段階かもしれませんし、フェルトで作られたお魚がお魚として認識できる段階に来ているかもしれません。

子どもの成長発達を観察しながら、遊んで満足のある、充足感のある、心がウキウキする、なんだろうと不思議に思える、月齢なりに体が使える……そんなものを赤ちゃんの身近に置けたらいいと思います。

それらのオモチャはときには発達を促すツールになることもあるでしょうし、感触を楽しんで心の充実感に結びつくこともあるでしょう。ゼロ歳児であっても子どものかたわらで声を掛け合いながら、人とのふれあいも信頼も築けるような、そんなオモチャがあってそのかたわらに大人はいて欲しいものです。

ただ、赤ちゃんなりにオモチャをひっくり返したり動かしたりしたりして集中し始めたら、声をかけすぎないことが望ましいです。

赤ちゃんの頭の中は「コウシタラコウナル」「コウスルトコウウゴク」「フ~ン」「エッナンデ!」「モウイチドヤッテミヨウ」などと言葉には出していませんが頭の中のコンピュータがめまぐるしく動いているはずです。

そんなときに、ワァ、キャぁ、動いたね、ホラホラ、こうしてやるともっとおもしろいよ!という言葉の掛けすぎや手の出し過ぎは余計なお世話で、せっかく集中力の元になる頭の中のコンピュータを整理しながら一人遊びをしている時ですので、周囲の雑音は害となります。

声をかけたいのであれば、赤ちゃんの表情が止まった時とか、キョロキョロし始めた時などにお願いしたいです。いずれも赤ちゃんを観察していればわかります。静かな見守り保育は大事です。

それからオモチャを同時に二つも三つも目の前に置かないこと。児童館などに行くと、ほら!とオモチャ箱ごとデーンと赤ちゃんの目の前に置くお母さんがいますが、せめて赤ちゃんが選んだあとは一つのおもちゃ以外のオモチャは棚の中にしまって欲しいです。

赤ちゃんを遊ばせながら携帯を見ているお母さんも最近は多いようですが……いかがなものでしょうか……。

5、オモチャの選び方


子どもの為だけに買うオモチャは出来るだけ避けて頂きたいと思います。忙しい大人のためにあるその場つなぎのオモチャではないことをお願いしたいです。

とはいっても日常の忙しい中での子育てですからビデオなどをみせて時には家事を終わらせてしまいたいこともあるかもしれませんが、20分程のCM抜きの物であればゼロ歳児でも、まぁいいかなとは思います。

が、できるだけ周囲の大人とコミュニケーションできるおもちゃがいいなぁ、と思います。
オモチャの種類を少し分けてみたいと思います

①スキンシップ&コミュニケーション・トイ
ゼロ歳児の赤ちゃんはスキンシップで安心感を与えてもらえるのと同時に、今後の社会生活をして行くための人とのコミュニケーションを体験しなければなりません。一番初めはお母さんやお父さんですね。赤ちゃんにとっての初めてのオモチャです(笑)。

お父さんやお母さんが笑かけてくれる、イナイイナイバアをしてくれる、ほっぺをツンツンしてくれる、上がり目♪下がり目♪くるりと廻してにゃんこの目!と歌いながら触ってくれる、メンメンスースー毛虫にキクラゲ・ちゅ!と目や鼻や耳を順番に触って最後に口をチョンとしてくれる、これらは全て立派なスキンシップ&コミュニケーショントイとなります。

少し月齢が上がってくれば膝の上で揺らして、運転手は君だ♪車掌は僕だ♪あとの4人は電車のお客お乗りはお早く願います、シュッポ~♪と歌いながら膝の上で倒していく、あるいは手を引っ張り合いながら交差させて歌を歌うだけでも赤ちゃんは喜びます。お母さんお父さんが相手をしてくれる世界最強のオモチャ!素敵ですね。

対お母さんお父さんではない、でもお母さんやお父さんの近くで遊ぶという時期には、例えばですが、『なが~く遊べるコミュニケーション型抱きぬいぐるみ』としてコンビから発売されているようなものもあります。

赤ちゃんが安心できるお母さんの胎内音を再現できたり、英語の歌や(英語は日本語と違う部分の脳を刺激しますので、小さい頃に聴かせておくと良いと思います。

……余談ですが私が保育ママをしていた時代に巻き舌の赤ちゃん言葉を話していた子がいました。英語音楽をネンネの時代から聴かせていたとのことでした)、ママとの会話赤ちゃんの声を録音リピートできたりします。ぬいぐるみそのものも体を動かしたりするので楽しめるようです。

お母さんお父さんから少し離れて遊ぶようになれば、持って安心できる柔らかい素材のソフト・トイと呼ばれるものがありますね。大きくなるまでしっかりと抱えているぬいぐるみや、布で出来た握り棒や引っ張れるものなどがあります。

そしてさらに月齢が上がってくると、組み立てたり転がしたりできる木の丸っこい素材のオモチャセットなどもあります。

なめても掴んでも木の感触が楽しめます。集中して遊んでいる時は見守って頂きたいのですが、これらのオモチャで遊んでいて赤ちゃんと目があった時は、話しかけてあげてください。オモチャで遊びながらもたくさんのスキンシップで人間を信頼できる子ども時代を過ごさせてあげたいものと思います。

③ヒーリィング・トイ
赤ちゃんが「このオモチャがあればホッとして安心できる」というアイテムです。赤ちゃん自身が気に入って手放さない物がその赤ちゃんのヒーリング・トイとなります。

それと同時に木は自然界にあるもので森林などを歩くと気持ちの良いものですね。丸い物も見ていると安心できるものですから、丸みの優しい木の玩具が赤ちゃんの周囲にあれば、ヒーリング・トイと言えるでしょう。

④インテリア・トイ
インテリア・トイとは部屋にそのままおいても苦痛にはならない物ですね。遊んだ後に片付けたくなるようなオモチャではないということですね(笑)。遊んだ後に飾っておきたい色の配色の良い形の綺麗なオモチャはどのくらいありますか?

郷土玩具などは今はあまり見かけなくなりましたが、祖父母が与えてくれる流行おくれの様な郷土玩具も、日本人の子どもとして育っていく赤ちゃんのかたわらに少しはおいておきたい玩具だと思います。日本人の心や文化を伝える糸口にしておきたい気持ちです。

ゼロ歳児の代表的なインテリア+オモチャの気分で言えばモビールでしょうか。

ベッドメリーの類です。昔はセルロイドで←古すぎますか?(笑)、原色がギラギラ、音楽もかなり大きな音でクルクル回りました。現在ではちょっとした空気の流れで予測不能に揺れるモビールなどが種類多くあり、飾りたくなりますね。

ベッドメリーなどはあまり大きな音が出ない物、原色すぎない物が好ましいです。また、部屋の色やお布団の色などと考え併せて良い配色の物を与えてあげたいものです。赤ちゃんにとって色の合わせ方も大事なものになります。良い配色で安定した気持ちの中で育って欲しいものです。

おわりに


オモチャについて色々とお話してきましたが、数々あるおもちゃをセレクトしながらも、それだけでは赤ちゃんの心は成長しません。最終的に必要なのは、「オモチャ」と遊んでくれる、赤ちゃんのまわりの人たちの、温かい手と優しい表情と柔らかい慈しみの声でしょうね。

たくさんの大人と成長に必要なオモチャや遊びの中で赤ちゃんが豊かに育ちますように、祈りたいです。

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