0歳児は喘息になるの?クシャミは異物を体内に入れない赤ちゃんの作戦!鼻水は闘う白血球の廃棄物

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生んでみたら時間との闘いが待っていた。寝不足が続き、頭が朦朧とする中でおっぱいは吸われて痛いし、涙ぐんでしまいたくなる……思っていたより追い詰められる気分……。

でも、でも、妊娠出産という偉大な力を発揮できて、そしてくぐり抜けてきたではありませんか?大丈夫!子育て母さんとして今はほんのちょっと自信と経験が無いだけです。今に立派なマンモス母さんになれますよ。この章では0歳児の子育ての悩みについてお話しますね。

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■ゼロゼロ・ゼイゼイするけれどぜんそくかしら?風邪かしら?

ゼロゼロ・ゼイゼイと聞こえる場合の大きな問題は小児ぜんそくですが、生まれたばかりではまだ診断は付けられません。
ゼロゼロ・ゼイゼイの音を出す原因ですが、「風邪」と「ぜんそく(気管支ぜんそく)」に分かれると思います。

風邪は気道(のど)にウイルスが付着(感染)することに原因してそこが腫れたり荒れたりしますので、そこを通過する呼吸音がゼロゼロ・ゼイゼイとなるのですね。

いわば急性疾患で、風邪の症状にあわせた処置をすれば、それでゼロゼロ・ゼイゼイは止まりますし、咳き込むことはあっても発作には至りません。

ぜんそくの場合は気道に複雑な理由で炎症が生じて、何らかの刺激が起こるたびにゼロゼロ・ゼイゼイ・ヒューヒューとなる慢性疾患です。

子どものぜんそくには数年で自然に治るタイプと、そうではないタイプがありますが、仮にぜんそくであっても0歳児の子育て時代にぜんそくと確実に診断されることはあまりありません。

しかし2歳児以降のぜんそくは風邪を引いて気管支をいためたときに出やすいので、ゼロゼロヒューヒューという音がするときは、一応疑っておいた方が良いかと思います。

気管支ぜんそくは主にアトピー体質の子がなりやすく、アレルギーに基づく性質の病気と言われています。気管支ぜんそくについての詳しい説明は、2歳児のところでお話しますね。

■コンコン咳は喉風邪、ゴホンゴホン咳は気管支炎

咳は乾いたコンコン咳と湿ったゴホンゴホン咳とに分けられますね。コンコン咳は喉風邪の特徴でゴホンゴホン咳は気管支が炎症を起こしている風邪という区別ができます。

ゴホンゴホン咳は痰も一緒ですから、迷った場合は痰(たん)が喉に絡んでいるかどうかが識別の対象になりますね。

咳と一緒にくしゃみがあったり鼻水がでていたり、また不快そうで原因もなく泣くことが多かったり、何となく体が熱かったりしたら風邪のウイルスが体に侵入してしまったということですから、お医者様の指示を仰ぐ事をお奨めします。

0歳児の子育ての悩みは本当に多いです。

咳をしている小さな赤ちゃんは代われるものなら変わってあげたい気持ちですが、背中の辺りにこれからいろいろなウィルスを振り払って、あんだ坂!こんだ坂!乗り越えて生きていこうとする力強さもあって、赤ちゃんの背中を見ると、がんばれぇと応援したくなりますね。

■0歳児の愛らしい笑顔 でも咳とクシャミと鼻水とシャックリは心配!

生まれてから2ヶ月くらいの間、赤ちゃんは自分の意志にかかわらず、いろいろな表情をしますね。顔の筋肉がまだまだ勝手に動きます(生理的微笑とか新生児微笑とかエンゼルスマイルとか呼称されます)。

筋肉が勝手に動くのにも理由があります。笑っているような表情になるのは、注目してもらうため、すなわち自分の面倒を見てもらうために、お母さんにかわいがられるためという赤ちゃんの本能なのですね。すごいですね。

お母さんは、その笑顔を見るたびに母性本能を刺激されて、子育てに頑張る気持ちが生まれていきます。

時には百面相をしてお母さんの愛を一身に受けようとする赤ちゃんですが、クシャミをしたりシャックリや鼻水が出たりします。異変の前触れではないかと心配事になる場合もありますね。

■鼻水は体の中のウィルスと闘っている白血球の廃棄物ですよ!

子育て中につきものの「鼻水」の悩みもいろいろあります。

透明でサラサラの鼻水でくしゃみもあり目ヤニも時々、ということであればこれは花粉症をはじめとするアレルギー(家の埃とかダニ、動物の毛なども)なので、このことに関しては♪クシャミの箇所でお話します。

この章での鼻水は風邪による鼻水とその緩和方法をお話します。

友人の赤ちゃんが肺炎の疑いで入院をした時に鼻水がドロドロと黄色いものが拭いても拭いても出てくるので、看護師さんに鼻水の正体を訊いてみたそうです。看護師さんは言いました。

「鼻水って、単純に言うと鼻の中のウィルスや細菌が増えてしまったので、それと闘っている白血球や抗体と呼ばれるものの排泄物や、闘い破れて死んでしまった白血球の残骸かな?」。

明快で解りやすい回答を頂き、友人は納得だわ!と喜んでいました。

それ以後、私も子どもの鼻水が色を変えて出てくると、ああ闘ってくれている白血球のウンチだ、残骸だ、と感謝して拭くようにしています。

0歳児の子育ての悩みも一歩突っ込んで考えてみると、科学が潜んでいてそれなりにおもしろいです。

巷には鼻水が何色になったら風邪が治る頃だよ、という鼻水の色ウンチクもあるようですが、あまりあてにならないと思います。鼻水はアレルギーを示す透明色以外は体が白血球と闘った結果なのですから、長引くようでしたらお医者様の指示を仰ぐようにお奨めしますね。

■赤ちゃんの鼻づまりの対処法はお風呂状態に!

0歳児の赤ちゃんが鼻をつまらせて苦しがっているのは見るに忍びないものがあります。それでは、風邪にかかってしまって鼻づまりになった時の対処法を。

オフロの中に入ると鼻づまりが治っている経験はありませんか?お風呂から出るとまた鼻が詰まって苦しくなって、口を開けて息をすることになりますが、少なくともお風呂の中にいる間は、鼻はスースーと通っていた気がします。

この現象のキーワードは体を温める!です。首の後ろのうなじと呼ばれるところには体を温めるツボがあります。ここを温めるとお風呂と同じ効果になるということですね。

このうなじに電子レンジで蒸したタオルを当てるとか、マフラーを巻くとか、ドライヤの温風を当てるなどすると、鼻づまりが緩和されます。お試しください。

大人でしたら温かい蒸しタオルをさらに鼻の上に乗せると、鼻づまりが軽減しますよ。0歳児の子育ての中でも鼻づまりは通年の悩みです。なるべく過ごしやすい環境を作ってあげたいものです。

■クシャミはウィルスやアレルゲンを体内に入れない赤ちゃんの作戦

赤ちゃんって温かい部屋から寒い場所に移動するだけでもくしゃみするんでが、クシャミには二つの意味がありますから、順番にお話しします。

まず風邪の症状としてのくしゃみ。赤ちゃんも、風邪のひき始めによくくしゃみをします。クシャミは鼻からウィルスが入ってくるのを防ごうとしているサインですね。

赤ちゃは大人と違って鼻毛が無いですからウィルスが侵入しやすいですね。それを防ごうとする防御反応がクシャミです。

大体において咳とか鼻水も一緒に出ますし、機嫌も悪いですから、ああ、風邪をもらっちゃたなぁ、と早めにお医者さんに行きましょう。赤ちゃんは体重も少ないですし、水分でほとんどまかなわれていますから、脱水症状など起したら危険な状態にすぐになってしまいます。

躊躇していないでお医者さんに。

お医者さんが胸に聴診器を当てて音がおかしいので、タクシーを呼んで大きな大学病院に直行してください、と言われてそのままタクシーに乗って入院した経験があります。

様子を見てとか、明日になったらとかではなく、クシャミに微熱、下がらない熱、機嫌の悪さ、泣く、鼻水、咳など症状が多かったら、とにかくお医者さんに。0歳児の子育ては悩んでいる暇などなくて、時に緊急を要することに直面することもあります。

■アレルギーぽいクシャミもあります 猫飼っている人が来客だったら要注意

さて、どこも悪くなさそうだけど、どうやら日常的に出ているように感じられるクシャミについてお話します。

アレルギーを疑ってください。日常の中にアレルゲンとなるものはたくさんありますし、でも、アレルギーだからといって全てのものにクシャミ反応するわけではありません。

赤ちゃんにとってのアレルギーの原因(アレルゲン)はなんなのかは、生後半年くらい経たないと良く分かりません。血液検査で判明します。

そのときには出ないものでも、生後一年位すると出てくるものもありますので、クシャミが多かったり、ポツポツと体に発疹が出たり、かゆがったりした場合は、血液検査をしたほうがいいかなぁ、と思ってください。

アレルギーだとどうしてクシャミが出るのかということですが、原因物質が鼻の粘膜に付くとヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。これが赤ちゃんの知覚神経を刺激してクシャミとなる……そういう仕組みです。

そういう仕組みですが、全てのアレルゲンがクシャミを伴うわけではありません。

クシャミを伴う主なアレルゲンは「犬や猫など動物毛・唾液」などです。猫と同じ部屋に30分もいたら目が真っ赤になる幼児などもいますし、来客が猫を飼っていて、どうやら洋服・持ち物と一緒に毛が運ばれることもあります。

その方が来るたびに、赤ちゃんがクシャミをする。そのお客さんは「あら、赤ちゃん風邪ひいたのかしら」とのんきに笑っている。お母さんは顔で笑ってちょっとイラッとする、というクシャミの展開もありそうです。

その他には「ハウスダスト」、「大人なみに花粉症」などのアレルゲンもクシャミの原因です。生まれて間もないのにアレルギーだけ一人前と、苦笑するお母さんのお話も時々聞きます。

アレルギーは遺伝体質のことが多いので、ご両親が何かのアレルギーでしたら、血液検査で解る時期が来たらどうぞ調べて対処してください。

楽に呼吸できたり生活できたりできるように、0歳児子育てに悩みなく、赤ちゃんがすべてのものから守られますように。

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