「0歳児の赤ちゃんにフケ? 乳児性湿疹の対処と、黄昏泣きに夜泣きの悩み解決!」

tasogarenaki

出産。取り上げてもらって胸の上にそぉと乗せてもらったクシャクシャ顔の赤ちゃん。私たちのところにやってきてくれた赤ちゃん。

「やっと会えたね」と、ご対面の感動の瞬間ですね。パパに似ている、ジジに似てる、クシャミした、笑った、泣いた、赤ちゃんをみんなで囲んで、命のバトンの嬉しさに浸る日々ですね。

さて、退院すると0歳児を育てる悩みが押し寄せてきます。今回は乳児性湿疹やお風呂など清潔に保つことの悩みと、黄昏泣き、夜泣きなどの生活習慣の悩みをお話したいと思います。

0歳児の子育ての悩みも、過ぎてしまえばほほえましい事柄ばかりのようですが、当面は大変だぁという気持ちが多いと思います。でもでも、大丈夫!乗りきれますよ。がんばりましょう。

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清潔にしたいのに赤ちゃんにフケが出た!

清潔感いっぱいの中で育って欲しいと思っているのに、赤ちゃんにフケがある!どうしよう!ジクジクしたようなフケも乾燥したようなフケも、かゆみを伴いますから、そのうち赤ちゃんが無意識にひっかいて血が出てくるようになると、どうしたものかしらと悩みますね。

フケは皮脂の量の問題です。ちょうど良く保持して頭皮がとてもきれいという赤ちゃんは稀です。大体の赤ちゃんが何らかのトラブルを持っています。

フケは、皮脂が多ければ『乳児脂漏性湿疹(脂性フケ)』、少なければ『乳児乾性湿疹(乾性フケ)』とよばれます。

脂性の乳児脂漏性湿疹のほうは、生まれてすぐから生後半年くらい、長くても1年くらいの間に出やすい湿疹です。母体から出される性ホルモンの影響で皮脂分泌量が多くなる為です。

ミルクだけの赤ちゃんも出ますが、母乳の質による場合もあります。

乳製品や卵製品、牛肉に含まれる女性ホルモンは免疫の状態に影響し、アレルギー性疾患の悪化を引き起こす可能性があります。またバター、生クリームやチーズなどもお母さんが過剰に摂取すると赤ちゃんの湿疹が悪化する恐れがあります。摂取はほどほどに。

湿疹は頭皮以外にもおでこ、顔全体、耳、眉毛などに出ます。時には股など汗をかきやすい箇所にもできやすいです。ひどくなるとウミのようなリンパの固まりやかさぶたになることもあります。

反対に、 乾性のものは皮脂欠乏・乾燥性湿疹・乳児乾性湿疹といわれます。

生後6ヶ月以降の赤ちゃんから小学校低学年くらいまでに起こりやすい湿疹です。皮膚がカサカサでひび割れ状態になり、フケもカサカサとしています。冬場は特にひどくなります。皮膚をひっかかないように、可愛い手袋をはめている赤ちゃんもいますね。

さて、湿疹ができてしまったら小児科か皮膚科にいってお薬をもらうことになりますが、それと同時にお家で出来るケアを少しお話します。

脂性の乳児脂漏性湿疹は皮脂の過剰分泌が原因ですから、お家でできるケアとしては、頭皮の脂をしっかりとってあげることが肝心です。低刺激のシャンプーや赤ちゃん用ソープでしっかりと洗いますが、手のひらで柔らかくソフトに洗います。

何よりも大切なのはすすぎです。よぉくすすぎ流してあげてください。

一方、乳児乾燥性湿疹(乾性フケ)は皮脂の分泌不足による頭皮の乾燥が原因ですから、皮脂を取りすぎることはよくありません。保湿が重要となってきます。

お風呂はぬるめ。頭皮の皮脂を取りすぎないよう、脱脂力の強いシャンプーを避けて、なるべくぬるま湯で。もちろんすすぎもしっかり行って、そしてしっかり保湿します。

病院から出される保湿剤をしっかり塗ります。保湿をしないと乾燥によるかゆみが生じて、赤ちゃんなりに引っかくので血がにじんだりします。

沐浴&お風呂 泣かれてしまうので悩みますね

赤ちゃんはお風呂は好きなはずですが、お風呂を嫌がって泣くのは、不安感から来るものが多いです。

手が空中を泳がないように肩から腕に、指先にまでストールをはおるようにしっかりとガーゼで包みましょう。大声でびっくりさせないように(特に浴室は響く)、また湯の温度が熱くて(40度以上は熱い)赤ちゃんが苦しくならないように。

大体以上の三点を気をつければ、赤ちゃんはバスタブの中でゆったりとしてくれます。アタフタとしないために出た後の着替え、洗う時の手順などを想像しながらお風呂グッズを用意したいものです。

赤ちゃんと一緒に入らないで、赤ちゃんだけ入れる場合。
ベビーバスがあればいいのですが、無ければ洗面所の洗顔タイルをきれいに洗ってお湯を張ってもいいですね。また台所のシンクタンクもきれいに洗ってあれば可能です。

ベストなのは赤ちゃん用バスがシンクタンクに入ると、栓を抜いて湯を足してきれいなお湯に浸らせるのに便利です。

湯温は38度から40度くらい。赤ちゃんは何をされるのかと不安感でいっぱいですから、ガーゼを手に握らせたり、肩から腕、手先までをガーゼや肌着で包んでしまうと、口をチョコと結んで気持ち良さそうな顔をします。

洗う順番ですが、顔をかけ流しや軽く絞ったガーゼで汗を落とすようになでてあげて、赤ちゃん用ソープで頭と体を洗っていきます。

ゴシゴシは必要ありません。手のひらでさわる程度で。目は目じりから目の際に、鼻の頭、ホッペなど軽く石鹸で、耳に水は掛かっても中まで入りませんので安心して。

頭のてっぺんに大泉門があります。ペコペコしていますから怖いですが、優しく洗って大丈夫です。湿疹が出来るといけませんのでペコペコしているところもしっかりゆすいでください。

首の皺、手のひら、足首などシワっぽいところはけっこう汗も脂質も埃もたまっています。丁寧に皮膚を伸ばして洗いましょう。全体に洗い終えたら、栓を抜いて新しいお湯を足します。きれいなお湯でゆすいで浸って、全体15分くらいでしょうか。

昔はお風呂上りは白湯と決まっていましたが、今の科学の分析ではお風呂上りに出る母乳は水分の多い薄い母乳だそうです(あっ、これは赤ちゃんとお母さんが一緒にお風呂に入った場合です)。いずれにしてもお風呂上りは白湯ではなく母乳でOKです。

赤ちゃんと一緒に湯船の場合。あったら便利ですよ、ママのバスローブ
先にお母さんが洗いましょう。その間赤ちゃんはお風呂のフタの上にそっと置いておくか、脱衣所を温かくして寝かせておきましょう。

冬場であれば脱衣所を温めるのも必要かもしれませんが、赤ちゃんの足元に湯たんぽや電気アンカなどを入れておく場合もあります。

冬場はお風呂の中も寒い場合がありますね。お風呂のふたをあらかじめ開けておいて、湯気を立たせておくか、シャワーをしばらくは出しっぱなしにしておくと温かくなります。

一緒に入ると落としそうで怖いですが、両手で耳を押さえてそっと静かにあごの辺りまで沈めれば、赤ちゃんの浮力で浮きますので安心してください。

心配ならこの頃はお風呂で使う浮き輪のようなものがあって、ぷかぷか浮いている画像もネットではチラホラ見かけますが、お母さんもそのうち赤ちゃんと一緒に入ることに慣れてきますので、プカプカはあまり長く使用することは無いようです。

気持ちがいいのでウンチをする場合もあります。キャァ~!ウンチが浮いた!という経験は誰でもあります。お湯を入れ替えた方がいいですね。

赤ちゃんを抱っこで洗う時は石鹸で滑りますので、お母さんのヒザにタオルを敷くと良いでしょうね。

熱があってもさっぱりするから入れてしまう、というお母さんもいますが、発熱は体調が悪いということなので、蒸しタオルで拭いてあげるだけの方が良いと思います。

温まって2人で出ますが赤ちゃんを手際よくタオルで拭いたり保湿をしたり、水分のオッパイをのませたりしなければなりません。お母さんは湯上りバスタオルではなくバスローブがあると便利です。

耳掃除のめん棒はあまりきつくこすらないで。そうそう、赤ちゃんのお風呂は昼間入れる場合もありますね。物騒な世の中ですから家の玄関のカギ閉めることもお忘れなくね。

生活習慣の中での悩みは、夕方になると泣き出す黄昏泣き

私がお預かりしていたお子さんは、夕方になって(お迎え時間に近づいて)くると、なんとなく泣きっぽくなりました。生後3ケ月頃から始まる「黄昏泣き」(たそがれ泣き)です。

黄昏とは夕方の頃。実は理由があります。人間の体は夜の眠りに入っていくために夕方頃に動の状態である交感神経と静の状態である副交感神経とが入れ替わり、夜の静かな眠りに脳も体も導かれます。

赤ちゃんの場合はこの入れ替えがまだうまく機能しませんので、どうしようもなく泣いてしまうわけです。アメリカではコリックという正式名称が付いています。日本では『黄昏泣き』のほかに『3ケ月疝痛』「3ケ月コリック」などという別名があります。

交感神経のスイッチがうまく切り替わらないから、とはいっても、泣きの原因となるほかのことを確認しておく必要はあります。空腹、ゲップ、ガス、痛い、かゆい、暑い、寒い、眠い、発熱または発熱前の不機嫌。

それから赤ちゃんなりのストレス、睡眠不足、眠いのに眠れないなどなどの状況も確認が必要です。

実際のところ、赤ちゃんはおしゃべりしてくれませんので、どれだかわからないので消去法でやって行くしかないのですが、もし黄昏泣きのようであれば、背中トントン、優しく抱っこ、体をくっつける安心感などなどとともに、外の風に当てる、車に乗せてドライブ、ベビーカーで散歩など、お母さんも気分一新をすると、赤ちゃんの黄昏泣きに巻き込まれてイライラしないで済みます。

抱っこしても抱き癖は付きませんので、どうぞ安心して抱っこをたくさんしてあげてください。

黄昏泣きは続くことがありますので、夕食の準備、お風呂の時間など段取りを良くして、夕方は軽く散歩の余裕も時には必要かもしれませんね。

夜泣きで辛い目にあっているお母さんお父さんも多いです

0歳児の子育ての悩みの中で、夜泣きに参ってしまっているお母さんお父さんも多いものです。

夜泣きは睡眠リズムの発達過程で多くの赤ちゃんが通過する一つの出来事です。長く続くわけではありませんし、お母さんの対応が悪いから夜泣きになってしまうわけでもありません。

睡眠リズムを作っていく発達の途中で、どうしても浅い眠りの時期が出現してしまいますので、その発達中の期間のみ、目が覚めて泣いてしまうということの様です。

赤ちゃんの生活習慣をきちんと作ってあげられない、私が悪いのだ、とお母さんは思わないでください。あくまでも発達の途中の夜泣きなのです。お母さんは体力を消耗するといけないので、夜泣きが始まる時期になったら、お昼寝をして対処しましょう。

赤ちゃんを時間に追われて育てている間は家事は多少おろそかでも、まずはお母さんの元気な笑顔が必要ですので、ご自分の睡眠確保は重要課題ですよ。

夜泣きの始まる時期になったらお父さんだけ別室で寝てもらい、あちらこちらに気を使わないでも良い環境を作ることも大切です。お部屋が狭ければ寝室にお父さんを寝かせて、リビングに赤ちゃんとお母さんという体制でも、お母さんの気持ちは軽くなりますね。

夜泣きを始めたら、抱きしめたり、オッパイを上げたり、外の風に少しあてたり、はっきりと起してしまったり、夜中ですがちょっと外に出てベビーカーで家の周囲を周ってくる、という行動をしたお母さんもいます。

夜中にはっきり目覚めさせてオモチャでしっかり2時間ばかり遊んで寝た、それが1ケ月続いた!という赤ちゃんもいます。

とまあ、この夜泣きは睡眠リズムの発達過程で浅い眠りの時期が出現することから怒るもので、日本の赤ちゃんの多くが通過する一つの出来事です。

日本の、とあえて書きましたが、諸外国に比べると夜泣きは日本がダントツ多いようです。日本的な生活習慣がもたらす問題でもあるとも近年は言われています。

個性、自己確立を赤ちゃんの時からしっかりと身に付けさせる国では、食事を終えたら大人の時間、両親の時間と「個」が区別されています。赤ちゃんは子ども部屋という個室で生後半年あたりから寝かせられます。もちろん夜中の授乳などありません。

そのような習慣であれば、抱き寝も添い寝も添い乳も背中トントンも無いわけですから、赤ちゃんがふと夜中に浅い眠りのリズムの時に目を覚ましますが、きっと、泣いたりその辺のぬいぐるみを見つめたり、抱きしめたりしてまた自然に眠るのでしょうね。

眠る時の条件付け(日本の習慣)が夜泣きを作っているということもありそうです。

とはいえ、民族で長く続いてきた親子同じ部屋で眠る習慣を変更することは、お母さんお父さんが落ちつかなくなってしまうかもしれませんね(そうやって自分も育ってきたのですから)。

夜泣きの対処をする前にどのように眠る条件を赤ちゃんにつけてきたかを、一度は振り返る必要があるかもしれませんね。いづれにしても、夜泣きはそんなに長くは続かないことは確かです。

0歳児や1歳児では見られませんが、3歳~小学校低学年くらいまでに見られる「夜驚症」)(ヤキョウショウ)というものがあります。夜、驚くように起きて一時間ばかり泣き叫び、朝になってそれは本人は覚えていないというものですが、私の妹も小学生の時に1ヵ月ばかりそれが続き、家族中が夜中に起されて、皆で腕組みして妹がきちんと眠るのを待った経験があります。それは特に治療も無く、時期が来たら終わっていた感じでした。

子育て中にはいろいろなことがおこるものですね。どうぞ、頑張ってください。

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