首がすわらない?耳の中に水が入った時の対処法。頭や足やオヘソの形が変!?【0歳児の場合】

atamanokatati

0歳児の赤ちゃんも、スヤスヤと寝てばかりいてくれていた新生児期を過ぎて、ハイハイ時期になると悩みの内容も変わってきますね。他所の子と比べる機会も多くなり、個性があるとはわかってはいても、お母さんの気持ちは穏やかでない日も出てきそうです。

子育ての悩みは多いように見えますが、大きくなって後で振り返ると杞憂に終わったことが大半です。本当に悩むべきことは案外と少ないものということでしょうか。

悩み事の多くは切り取った場面ではなく、継続の中のいくつかの項目を総合判断する必要があります。

例えば平均値とか成長曲線とかありますが、いづれも上方ラインと下方ラインがあって成り立つものですよね。下方ラインのそのまた下のほうでも、元気に育っているお子さんがたくさんいることも事実です。

子育ての経験が無いから不安になることが多いのです。大丈夫!今に立派なお母さんになれます。この章では0歳児の首から上の心配事と、お腹の真ん中にあるオヘソの話をしますね。

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■首がすわるってどういうこと?首が細いとすわりが遅いことも。あせらないで!

首のすわりは早い子で2カ月から2ヶ月半、遅い子では5カ月ぐらい、平均して3ヶ月半から4カ月までに完成するといわれています。

大きくて重い頭を地球の重力に逆らって首で支えなければなりませんので、赤ちゃんも大変です。

首が据わる準備の頃ですと、
♪「立て抱きやうつ伏せにして目の前でオモチャを見せると目で動きを追える」
♪「うつ伏せにすると頭を持ち上げる」

などの様子が見られます。こんな様子が見られたらあまり悩まないでください。

首のすわりが完成したかな?と思われる頃では、
♪「両手を持って引き起こすと体も首も付いてくる」
♪「たて抱きにすると首をまっすぐに出来る」
などとなります。

はじめは首振り人形のようにユラユラと不安定でうっかりすると頭があららら~と倒れてしまいそうですが、そのうちにしっかりと首で頭を支えることができるようになります。

5ヶ月過ぎても首が据わらないのは、頭がすごく大きくて首が細いお子さん(稀にいます)とか、バウンサーの中に寝ているおとなしめの赤ちゃんとか、あるいは忙しくっておんぶばかりされて生後3~4ヶ月間を過ごした赤ちゃんなど、首が据わるような動作を繰り返し練習できなかったことが原因という場合もあります。

いづれにしても、重病疾患で首が据わらないのであれば、他の症状もあるはずですから、平均月齢的に首が据わらなくても、あせることは無いと思います。のんびり屋さんなのねぇ、と思ってあげてください。

うつ伏せが嫌いなお子さんもいますので、首の据わりのためだけにうつ伏せを泣きながらさせるなんて、ナンセンスですからね。子育ての悩みは案外と「育ちの通過点の一つの杞憂」、ということが多いものです。

■耳の中に水が入った?

生まれる時期から3ケ月ころまでは赤ちゃんを見つめていることが多いので、気になるところも多くなります。耳に関する悩みも多いですね。

がんこな耳垢があるとき、耳鼻科に行くと耳の中に入れる溶液をもらえます。耳垢を取るためにこれをダラダラと耳に注いでください!と言われて驚いたことがあります。

耳の奥は脳につながっている穴ではありませんし、無制限にお水が頭の方に行くわけなどありませんから、耳に水が入ったかなぁ、と思ってもあまり心配することはありません。

耳にお水が入って中耳炎や外耳炎になるときは、めん棒でやたらこすったり、ティッシュを丸めて皮膚を引っかいたりしたから起きる炎症がほとんどです。

大人でしたらプールで泳いだ後など、耳がポワーーンとするので片足トントンをすると自然に抜けることが多いですね。赤ちゃんはまさかトントンさせるわけにも行きませんので、自然乾燥を待つか、気になるなら遠くからゆる~いドライヤーの温風をかけてあげてください。

祖父母世代に沐浴をさせてもらっているのを見ると耳をしっかり押さえていますが、あれは昔流の沐浴の仕方です。現在の指導では耳は押さえなくっていいですよ、それよりもしっかりと赤ちゃんの首や頭を支えましょう、となっています。

……でも押さえても害は無いですからね(笑)。せっかく沐浴を手伝ってくださる祖父母の自尊心も大切にしてあげてくださいね。

耳はもともと入った水が自然に出てくるようになっています。しかし、中には耳がジュクジュクとして乳白色の汁が出てくることがあります。

これは耳に水が入ってしまった結果ではなく、湿疹であることが多いです。こちらの方はちょっと心配です。乳白色のジュクジュクであれば脂漏性湿疹でしょう。

赤ちゃんの肌は日々成長をしていきます。生後半年くらいまで、顔や体全体に出る湿疹を、乳児湿疹と呼び、それは出たり引っ込んだりします。生後3ヶ月くらいまでは、脂のある肌でそれから半年くらいまでは、比較的乾燥した肌になっていきます。

その後、離乳食を開始するころまでに肌の荒れがひどかったりジュクジュクが続くようであればアトピー性皮膚炎も疑わなければなりません。

ちょっと横道に逸れましたが、耳の脂漏性湿疹であれば、耳の出口などに脂漏がかたまってかさぶたなっていたりしますから、無理にこすったりして悪化させないように、せっけんを直接軽くこすりつけたり、100%オリーブオイルや、ワセリンを塗り、浮かせて落とすやり方もあります。

■頭の形や足の形が変?自然に治ることも多いから、あまりな心配はいらないけれど……

赤ちゃんは「つきたてのお餅の様だ」と、よく言われます。肌もモチモチしていて骨もまだやわらかくグンニャリとしていて。グンニャリしていなければあの産道を上手に回転して出てこられませんものね。

そんなわけですから柔らかいがゆえに、寝かせっぱなしにしたり、同じ方向に好んで寝たりしていると、押えられたところが平らになってしまって、どうしても頭がいびつになることは避けられません。

結果的には小学校に行くくらいまでには程よい丸さになりますので、寝かせぱなしや、同じ方向に向くことを放置しなければ、大体はある程度丸くなります。親の骨格に驚くほど似る後ろ姿になることもありますから、親の頭の骨格が多少扁平であれば遺伝の範囲内ということもあります。

頭のいびつで心配なのは「斜頸」ですね。「斜頸」は首の筋肉の中に血腫があるために、首が曲がってしまうもので、首にはしこりもあります。健診で首辺りを必ず押さえて確認されるはずですから、何も言われてないのなら「斜頸」の心配はないと思います。

またこの血腫は生後一年位の間に自然に治ることも多いので、仮に「斜頸」と言われてもあまり落ち込まないでくださいね。

頭のいびつの治し方ですが、生後のドーナツ枕は定番です。外すようになったらベッドの上下を時には反対側にしてメリーゴーランドなどのぶら下がりオモチャを右側から、左側から見させる工夫をしてください。

また、あやす時はぺったんこになって好んで寝ている方の反対側からあやして、赤ちゃんの意思で頭がこちら側に向くよう(運動)に仕向けましょう。起きている時はお母さんが付き添える範囲でうつ伏せにして遊ばせることも良いと思います。

さて、すでにいびつになってしまったらのお話です。

眠る時に頭だけではなく、体全体が横向きになる様にバスタオル等で工夫して、完全横向き寝をしてみてください。

とてもひどいイビツな頭をしていた子どもがいて、親が幼稚園の先生に相談していました。幼稚園の先生は「大丈夫、大丈夫、つき立てのお餅を上から落としてぺちゃんこにしたような頭をしていた園児がいたけど、中学校入学の挨拶に来てくれたときは、普通の頭の形になっていたわよ」ということでした。

何度も言いますが、頭の歪も通過点のことが多いです。大きくなって優先するのは親または親族、一族の骨格の遺伝です。

小さい頃のぺったんこの頭は、心配する必要はありません。遺伝範囲内で丸くなりますよ。私も頭の後ろがぺったんこなので美容院に行くと、後ろが丸く出っ張るカットをお願いしています。母もそうなので親子だなぁ、と思っています。

■上唇小帯が長い、短い、離乳食のときだいじょうぶかなぁ

0歳児の子育ての悩みの中に、赤ちゃんが笑った時に、上唇の筋がちょっと引っ張られてないかしら?という心配があります。

上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは前歯の上にある筋のことですが、健診で上唇小帯(じょうしんしょうたい)が長いとか短いとか太いとか言われる場合があります。

基本的に赤ちゃんの時は太いのが当たり前で、成長と共に歯茎の上の方に移動し、幅も狭くなっていきます。あごの成長と共に自然に切れて、それで終了という場合もあります。

あまり気にすることはありませんが、永久歯が生えてきたころに、歯並びに影響する場合がありますので、その頃に切除するかどうか考えたらいいと思います。

上唇小帯が周囲の歯並びや歯茎の炎症に影響を及ぼす場合は、上唇小帯付着異常(じょうしんしょうたいふちゃくいじょう)という病名になって、手術が行われます。

表面麻酔と少量の部分麻酔をし、メスやレーザーで太い上唇小帯を切って取り除きます。10分くらいの簡単な手術で健康保険適用で3,000円くらいの費用です。

赤ちゃん時代はお母さんと一緒に歯磨きをしますが、上唇小帯(じょうしんしょうたい)にブラシが強く引っかかると、痛い場合がありますのでお気を付けくださいね。

■0歳児の子育ての悩み 出ベソちゃんはどうやってなおすの?

「わぁい、わぁい、お前の母ちゃん出べそ~!」と昭和の頃の映画の中の子ども同士のケンカにあります。

言われた子どもは青っ洟をたらしながら「わぁ~ん」と泣きます(ちなみに昔の子どもの鼻の下に垂れていた青い鼻垂れは、年中風邪を引いていたわけではなく、栄養不良から来ていたものです)。

本題に戻ります。出ベソちゃんも可愛い所ではありますが心配の種で、親としては平らなお腹にしておいてやりたいところですね。

新生児の悩みは健診も細かく設けられていますし、発達の途中の出来事であったりすることも多いですから、大体のことが大きな心配にはならないと思いますが、「臍・サイヘルニア」ついてお話します。

生後間もないおへその飛び出しを臍ヘルニア(サイヘルニア)と言います。

出べそとはおへその下の筋肉(筋肉と筋肉の間に臍輪という穴が開いていて、それが閉じない)が閉じていないために、泣いたりしてお腹に圧力が加わった時に、筋肉のすきま(閉じていない臍輪)から腸が飛び出して来る状態をいいます。

出べそは柔らかく押せばお腹に戻ります。お腹の中の腸が出たり入ったりしている状態ですね。ただほとんどの赤ちゃんは寝返りやハイハイができるようになると腹筋が発達して1歳頃までには、自然に治ります。

五円玉を貼り付けたりテープで抑えたりした時代もありましたが、皮膚が荒れるばかりで現在では意味がないとされています。またどうしても出っ張って嫌でしたら、手術もあります。

乳児医療証があれば無料で出来ます。2泊3日位。でもやはり自然にへっこむ可能性が高いですから、小学校入学位まで待ってもいいと思います。

余談ですが、このように赤ちゃんのお腹の腸は柔らかくユラユラとしている状態です。

お父さんが良くあやす方法として、赤ちゃんを天井位まで上げて、時には放り投げてキャッチして、つまり激しくあやすことがありますが、腸にとって危険なのでやめましょう。腸重積のもとになります。

上にあげれば下に戻る赤ちゃんですが、この下に戻る時の勢いが良すぎて、お腹の中でユラユラしている腸が下がる圧力で、腸の一部が重なって、壊死をしてしまい、開腹手術あるいは死に至ることもあります。

余談になりましたが、仮に出べそは治らなくっても、出べそちゃんはまだまだ可愛い所がありますけれども、お父さんの派手な遊びは腸にとっては過酷です。腸は大事にしましょう。

■足の甲が内側を向いているようだけれども

足が内側に向いているのでは?という悩みは、赤ちゃんの足とオムツの辺りだけをピックアップしてみると、足でオムツを抱っこしている様に見える状態のことですね。

びっくりしますよね。足の状態にはこのような「内反」や足が全部外側に向いていしまっている「内転」や、またかかとが上がってしまっている「尖足」などがあります。

軽いものは、お腹の中にいた赤ちゃんの姿勢の影響であることもあります。その場合は生後3ヶ月目くらいまでには普通に戻っていきます。

それ以外の場合は矯正をしたりアキレス腱を切ってゆるめたりする手術になります。治療は出生後に出来るだけ早く矯正・ギブスを開始したほうがいいので、お医者様に行ってくださいね。

矯正や手術が必要な場合は生まれたときにすでに関節が硬いので、お医者様で気が付かれることが多いです。

子育ての悩みは多くありますが、基本的に治しておかなければならないこと、ちょっと不安だけれど経過を見なければ判断できないこと、全くの杞憂で笑い話に終わることなどいろいろです。

なるべくたくさんの人々の縁の中で過ごして行くことがのぞましと思います。3ケ月児のお母さんはまだ新米の「お母さん歴3ケ月」です。

失敗してもめげないで!赤ちゃんは守ってあげなければなりませんが生命力にあふれています。元気に子育てを続行されることを願います。

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